通訳に転職したい方必見!通訳の仕事内容や種類について解説

グローバル化が進む現在、尽きることのない仕事の一つに通訳があります。

言語の種類も豊富で、外国語を勉強している人の中には通訳への転職を考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、通訳の仕事内容をご紹介しながら、その種類や必要な資格などを解説していきます。

通訳の仕事内容

鈴木

通訳という仕事は語学さえあれば務まるものですか?

鈴木

たしかに通訳という仕事はその国の語学力は必須ですが、プロの通訳者はそれだけでなく、その国の文化や歴史についても熟知しておかなければならない仕事です。

通訳は、ただ聞いた言葉を通訳するということだけに留まりません。

双方の円滑なコミュニケーション実現のためにその言葉の意味やニュアンスまでしっかりと理解して伝えなければいけません。

そのため、語学力があることに加え、双方の国の文化や歴史といった知識も必要となる仕事です。

通訳は、日本語を英語に翻訳というイメージがあるかもしれません。

しかし、中国語やタイ語、フランス語など言語ごとに活躍しているので、一言に通訳の仕事といってもその種類は様々です。

国ごとに通訳者は存在し、各国の架け橋を担っているため、これからのグローバル社会になくてはならない仕事と言えるでしょう。

通訳の形式

訳は、場面やシーンによって通訳の形式が異なり、主に下記の3つに分けることができます。

  • 逐次通訳
  • 同時通訳
  • ウィスパリング

ここでは、これらについて順に解説していきます。

逐次通訳 

逐次通訳は、話し手の言葉を分節ごとのタイミングでまとめて通訳を行う形式です。

つまり、発言者が一区切り話したあとに話を止めて、その間に通訳者が翻訳を行っていくということを繰り返す手法です。

区切りごとにまとめて通訳を行うため、より正確な通訳ができる分、普通に話をするときよりも倍以上時間がかかるという性質があります。

ある程度のシナリオや台本が用意されているもので使われることが多く、主に講演会やインタビューなどで行われることの多い通訳手段です。

同時通訳 

同時通訳は、ヘッドフォン越しに聞こえてくる話し手の喋るタイミングと同時に通訳を行う形式です。

主に効率性の求められる国際会議など重要なシーンで利用されている手法です。

話を聞きながら瞬時に翻訳を行い、聞き手へと素早く伝達する必要があるため難しく、高い技術力と集中力が求められます。

そういった特徴から、同時通訳は一人で長時間務めるよりも、通訳者同士で交代しながら行うことがほとんどです。

ウィスパリング

ウィスパリングは、聞き手の隣にいて耳元で通訳を行う形式です。

ささやくように小さい声で伝達するのでウィスパリングと言われています。

テンポよく会話を進めるという点では同時通訳と似通っています。

しかし、ウィスパリングは聞き手のみにわかるように通訳を行うので、大がかりな機材などが不要という特徴があります。

主に対面式で行う商談やインタビューなどで用いられることの多い手法です。

通訳の種類

鈴木

なるほど、通訳の形式がよくわかりました。通訳は主にビジネスで用いられることが多いのですね?

鈴木

通訳はビジネスシーンで重宝されることの多い仕事ですが、それだけに留まらず国内では観光事業やメディア関係でも活躍の場があるので、通訳の種類は非常に多岐にわたります。

通訳の形式を3つ解説いたしましたが、シーンや状況によっても通訳者が活躍する場面はそれぞれ異なります。

通訳は、主に下記6つの種類に分類されるでしょう。

  • 会議通訳
  • ビジネス通訳
  • エスコート通訳
  • コミュニティー通訳
  • 通訳案内
  • 放送通訳

ここでは、それぞれの種類について順に解説していきます。

会議通訳

会議通訳は、多くの外国人が参加する会議などで通訳を行う仕事です。通訳の仕事において最もメジャーで花形的な存在でしょう。

会議通訳は、政治や学問といったテーマを取り扱う国際会議などで使われることが多く、経験と実力のある通訳者が起用されることがほとんどです。

なお、会議通訳は世界的な需要があるため、ヨーロッパなど海外では「国際会議通訳者協会」という会議通訳のための団体が存在しています。

ビジネス通訳

ビジネス通訳は、企業間の商談などで通訳を行う仕事です。

近年のグローバル化によって国内でもその需要は高く、商談以外に社内ミーティングや表敬訪問等でも用いられることがある通訳です。

企業の利益を左右する重要な場面の通訳なので、失礼のないように国の文化やマナーに関しても知っておかないと務まらない仕事で、その難易度は高いです。

また、商談の内容によっては、難しい専門知識が問われることもあるので会議通訳同様、知識や経験を持った人が任される仕事と言えるでしょう。 

エスコート通訳

エスコート通訳は、メディアやイベントの場において来日した著名人の通訳を行う仕事です。

著名人の通訳をすることから「エンターテインメント通訳」とも言われています。

エンターテインメント色が強く、話し手の雰囲気や感情を読み取って、聞き手に魅力ある言葉や砕けた表現で伝えることが多いです。

そのため、他の通訳とは性質が若干異なります。

そしてエスコート通訳は、その映画の通訳を担当した人が務めるなど、何かしら著名人とゆかりのある人が起用されることの多い仕事です。

コミュニティー通訳

コミュニティー通訳は、日本にいながら日本語を話せないという人たちを通訳で支援する仕事です。

病院で受診するとき、役所で行政サービスや手続を受けるときなどに用いられることが多いです。

そのため、コミュニティー通訳は学校や医療、行政等がメインとなります。

利用者へ案内することはある程度決まっているので、高度な語学力は求められません。

しかし、日本語がわからない相手を安心させることが大事なので、高いコミュニケーション能力が問われる仕事です。

特に命に関わる医療分野でコミュニティー通訳として働くときは、間違った情報を伝えない正確性が必要な仕事です。

ビジネス通訳の陰で社会的な認識が薄く、もともとはボランティア活動が多かったコミュニティー通訳でした。

しかし、現在では医療や法律などの分野での需要が高まっていて、その重要性が高まってきています。

通訳案内

通訳案内は、外国人観光客を対象に通訳でガイドを行う仕事です。

通訳に加えて、現地をガイドする能力も問われる仕事と言えるでしょう。

語学力はもちろんですが、土地の歴史や文化、社会的背景などを解説しないといけません。

そのため、その土地の情報に精通しておかなければならないので多くの知識が必要となります。

通訳案内をする人は、「通訳案内士」という国家資格を持って行う人が多いです。

放送通訳

放送通訳は、外国のニュースなどを視聴者に向けて通訳する仕事です。

そのほとんどは中継などの生放送です。

生放送では、会議通訳のように聞えてきた言葉をリアルタイムで通訳する必要があるため、高い技術力が求められる仕事と言えるでしょう。

ニュースですので、あらかじめ予定されている内容を通訳すればいいと思われがちです。

しかし、実際にはイレギュラーなニュースが入ることが多く、突発的なことにも対処できる柔軟性やニュースの理解力が必要となる仕事で、難易度は高いでしょう。

通訳の年収はどれぐらい?

通訳の年収は、会社の規模によっても左右されますが、全世代を平均すると約600万円(2018年度現在 ※1)で、比較的高い水準にあると言えます。

大企業に勤める通訳者であれば、国際分野で活躍する機会も多く、より高い年収が見込めると言えるでしょう。

※1 「平成29年賃金構造基本統計調査」

通訳のやりがいやメリット

通訳は、先に解説したとおり仕事の形式や種類が様々で、国際的に幅広く活躍できるという点で非常にやりがいやメリットを感じる人が多い仕事です。

主に以下のような点で、通訳はやりがいがあると言えるでしょう。

  • 双方のサポートができる
  • スキルアップを実感しやすい
  • 仕事以外でも知識が役に立つ

双方のサポートができる

通訳は、何と言っても異なる言語を持つ双方のサポートができるという面でやりがいが大きいでしょう。

内容を正しく伝えることは当然です。

通訳者の場合は、さらにそこに潜む微妙なニュアンスや感情表現などを相手に上手く伝えることによって、商談が上手くいったり双方の仲が深まったりすることもあります。

通訳は言葉や文化の違う人の懸け橋になれる存在であり、誰かの役に立っているという点でやりがいも感じることができる仕事だと言えます。

スキルアップを実感しやすい 

通訳は、仕事を通じて語学力が磨かれていくのはもちろんのこと、その国のことも理解しようとする仕事です。

そのため、様々な面において知識の習得やスキルアップを実感しやすい仕事です。

さらに通訳の経験を重ねていくと、独学だけでは得られない微妙な言い回しやニュアンスなどを上手に伝える方法が身に付きます。

通訳者として世界中のビジネスシーンに立ち会うことで、政治や経済といった世界情勢などの知識も得ることができるでしょう。

仕事以外でも知識が役に立つ

通訳は語学をマスターできるので、海外旅行や道案内といったプライベートでも役に立つというメリットがあります。

基本的に通訳サービスを利用する必要がないため、無駄な出費をかけずに旅行などに行くことができます。

日本人はそもそも英語力が世界に比べても低い特徴があります。

そのため、通訳ができるだけで憧れの目で見られることも多く、あらゆる場面で必要とされる存在になるという点でも魅力ある仕事だと言えるでしょう。

通訳の仕事のつらいところは? 

通訳は、以上のようなやりがいやメリットを感じている一方で、仕事の難しさから下記のようなつらい部分もあります。

  • 日本語を通訳する難しさがある
  • 時間が不規則
  • 長期休暇などが取りづらい

通訳へ転職を検討する前には、これらのつらさについても事前に知っておいたほうが良いでしょう。

日本語を通訳する難しさがある 

日本語は世界の中でも曖昧表現が多い言語です。

そのため、通訳として働く多くの人が日本語を海外の人に伝える方法に関して苦労しています。

イエスかノーのはっきりした意思表示を好む海外の人にとっては、日本人特有の言い回しや雰囲気で伝える表現方法では上手く伝達されないことが多々あります。

日常生活レベルの会話なら時間をかければ分かり合えることもありますが、外交であったり企業間の取引だったりする場合はそうもいきません。

そのような場面で相手に上手く伝えられなかったらどうでしょうか。

最悪の場合、話がスムーズに進まないというトラブルが発生してどちらかに不利益が生じ、商談が破談すればクレームになってしまうこともあるのです。

時間が不規則 

通訳は、海外時間に対応させないといけない場面が多いので、時間が不規則という大変さがあります。

日本では就寝する時間帯であっても、世界で行われるインターネット会議などが急遽行われるとなった場合は、通訳者は起きてそれに応じなくてはいけません。

アメリカやヨーロッパを中心に通訳を務めている人は、国内で夜型の生活になりがちなので、どうしても不規則な生活を強いられてしまうことがあります。 

長期休暇などが取りづらい 

通訳は、自分の都合ではなく会議や講演会などの日程に合わせて仕事が入ってきます。

そのため、自分の好きなタイミングで休むということが難しいというつらさがあります。

クライアントによっては突発的な案件が発生することもあり、出張同行などが発生して長い拘束時間などがあれば長期的に休みを取るというのは難しいでしょう。

通訳は、どれだけ先のことであっても仕事の性質上プライベートな計画を組むのが難しい仕事です。

通訳の仕事がなくなる?その将来性は?

鈴木

通訳は大変な分やりがいも多い仕事なんですね。ただ、ニュースなどで自動翻訳機をよく見かけますが、通訳者はこれからも需要があるのでしょうか?

鈴木

たしかに世の中がAIによって便利になる反面、人の力が不必要になる部分もありますね。通訳の場合も同じで、機械に変わっていくことでなくなる可能性のある通訳業務もありますが、一方で機械では人間に追いつけない業務というものもあるので、そちらの需要がなくなることはまずないでしょう。

結論から言いますと、通訳という仕事がなくなる可能性は非常に低いと言えます。

たしかに、近年AIの発達によって、近い将来通訳という仕事がなくなってしまうのではないかという懸念がされていて、実際に廃れていくと推測される分野はあります。

しかしながら、その通訳の仕事内容や分野を一つずつ見ていけば、全ての通訳業務がなくなるというわけではありません。

今後も需要が尽きることのない通訳ポジションというものが明確になってくるでしょう。

自動翻訳機のように、決められた内容を正しく正確に伝えることができる機械はガイドや通訳案内といった分野において最適でしょう。

しかし、機械では人間の持つ感情や細かいニュアンス表現を汲み取ることは難しいです。

特にビジネスの場などにおいては慎重な通訳が求められているので、人の力による通訳がこれからも重宝されることは間違いないでしょう。

未経験で通訳への転職は可能?

未経験で通訳の仕事へと転職するのは、一定の語学力があれば不可能ではありませんが、高い技術が問われる仕事なので、非常に難しいと言えるでしょう。

未経験であるならば、これまでの経験や知識を生かすことができるフィールドで通訳を募集しているところを探すようにしましょう。

また、なぜ未経験で通訳を目指すのかという明確な志望動機もしっかりと準備することが大切です。

さらに、全国で使われている英語や中国語ではなく、タイ語やラオス語といったマイナーな言語の通訳であれば競争も少なく狙い目だと言えます。

もし自身のスキルに自信がない人は、通訳養成スクールに通って経験値を積むのもおすすめです。

通訳の仕事で求められる人物

通訳の仕事で求められる人物は主に下記のような人でしょう。

  • 語学力のある人
  • コミュニケーション能力のある人
  • 自己管理ができる人

高い語学力のある人が求められるのは言うまでもありません。

しかし、外国語だけでなく正しい日本語が使えることが大切ですし、通訳は相手の気持ちを察するといったコミュニケーション能力などがある人が特に求められる仕事と言えるでしょう。 

語学力のある人 

通訳の仕事で何よりも求められるのが語学力のある人です。

海外の語学が使いこなせるというのはもちろんのこと、通訳として働く人は日本語に関してもマスターしておかなければなりません。

そして、どちらの言語も使いこなせるようにしておかなければいけません。

なぜなら、ちょっとしたニュアンスの間違いで誤った伝達がされてしまい双方のコミュニケーションが破綻してしまうおそれがあるからです。

日常的に話す外国語と、実際に通訳するときに求められる外語語は異なるので、実際に通訳の経験がある人のほうが転職では有利に働きます。 

コミュニケーション能力のある人 

通訳は正しい通訳ができることに加え、その人の立場や状況に応じて臨機応変に対応を変えられる高いコミュニケーション能力のある人が求められます。

ただ、聞いた言葉を翻訳して相手に伝達すればいいという仕事ではありません。

双方の立場や上下関係、その対談の目的などを加味した上で上手に通訳することが必要なのです。

それが求められる以上、表情や雰囲気を感じ取って柔軟に対応のできるコミュニケーション能力の高い人が通訳には求められるのです。

自己管理ができる人 

通訳は、突発的な依頼や海外出張なども頻繁にあるので、自己管理ができ、体調に気を遣うことのできる人が求められます。

インターネット会議だけでなく、現地へ行き、通訳を行うこともあるので、時差や気候の違いなどにも適応させなければいけないことが多いです。

そのため、常日ごろから体力をつけて健康的な状態に保つことのできる人が通訳の仕事では重宝されます。

通訳の仕事で求められる資格

鈴木

通訳で求められる資格ってどのようなものがあるのでしょうか?

鈴木

通訳は語学力を証明する資格のほか、ビジネス会話や通訳ガイドを行うときに役に立つ資格などがあります。

転職において資格はあれば当然良いものですが、通訳の場合は語学力やコミュニケーション能力が求められる仕事ですので、必要な資格はありません。

しかし、通訳の仕事をしている人は何かしら語学力を証明する資格を持っていることがほとんどです。

これから通訳の仕事をしていきたいという人は資格を取得しておくほうが転職や実務で役に立つことは間違いないでしょう。

TOEIC

TOEICは「Test of English for International」の略語で世界的に認知されており、英語系資格の中で最も信頼されている資格です。

ビジネスシーンで必要な英語の基礎が鍛えられることに加え、高い語学力をアピールすることができます。

TOEICは「Listening&Reading(L&R)」というリスニングテストとリーディングテストが出題されるものが一般です。

また、「Speaking&Writing(S&W)」というスピーキングテストとライティングテストが出題されるものがあります。

通訳の仕事の場合は、実践的な英語コミュニケーション能力があるという証明のできる「Listening&Reading(L&R)」を受験するのがおすすめです。

スコアは満点が990点です。

730点で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」、860点で「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」(※2)という基準が設けられています。

ビジネスで使う語学力なら730点あれば十分ですが、通訳として仕事で生かすと考えた場合はNon-Nativeでコミュニケーションがとれる860点以上を目指す必要があるでしょう。

※2 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 PROFICIENCY SCALE

参照:https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html

TOBIS

TOBISは、「Test of Business Interpreting Skills」の略語で、ビジネス通訳で必要な語学力を証明する民間資格です。

試験には、通訳の実務にある「逐次通訳試験」と「同時通訳試験」の2種類があり、通訳の仕事をするのであれば取得しておきたい資格と言えるでしょう。

TOBISのレベル判定(※3)は、下記のとおりです。

1級 逐次通訳の技術が十分で、ウィスパー/同時通訳にも対応できる。

ビジネス通訳者として信頼されるレベル。

2級 逐次通訳の基礎が身についている。

ある程度のまとまった長さも精度を保ち対応できる、ビジネス通訳者として適切なレベル。

3級 初級ビジネス通訳者。慣れている会議であれば、ポイントをおさえた逐次通訳が可能なレベル。
4級 ボランティア通訳や会議などで会話のサポートができるレベル。
不合格 母語ではない言語の知識や理解不足などにより、認定基準に達しないレベル。

逐次通訳試験は2~4級で結果を判定し、同時通訳試験が1級判定試験ということで、通訳で働く人は最終的に同時通訳試験の合格を目指しています。

なお、同時通訳試験は過去2年以内に2級を取得した人が対象になります。

この資格を持っていれば通訳者として企業や団体から仕事を得るのに役立つことでしょう。

※3 TOBIS「TOBIS 判定基準」

参照:https://www.cais.or.jp/tobis/

実用英語技能検定

実用英語技能検定は、通称「英検」とも呼ばれる日常会話やビジネス会話の能力を持っているという証明になる資格です。

筆記やリスニング、面接試験などがあり「読む、書く、話す、聞く」という4つの技能を網羅的に学習できる点が特徴です。

実用英語技能検定には1級から5級まであり、各級の目安(※4)は下記のとおりです。

1級 大学上級程度
準1級 大学中級程度
2級 高校卒業程度
準2級 高校中級程度
3級 中学卒業程度
4級 中学中級程度
5級 中学初級程度

合格率は公表されていません。

しかし、2級までであれば高校生でも取得ができる難易度であるため、通訳者であるなら準1級以上の取得をするのが望ましいと言えるでしょう。

※4 公益財団法人 日本英語検定協会「各級の目安」

参照:https://www.eiken.or.jp/cbt/

 全国通訳案内士

通訳案内士は、国内唯一の語学に関する国家資格で、持っていれば通訳案内の仕事ができるようになります。

英語だけでなく、フランス語やスペイン語、タイ語といった様々な種類の言語を選んで受験することができます。

一次試験では、「外国語」、「日本地理」、「日本歴史」、「一般常識」、「通訳案内の実務」という5種類に分かれていて、それぞれの分野を合格する必要があります。

さらに二次試験では、通訳案内におけるコミュニケーション能力が試され、実際の通訳案内で実務を疑似的に行うこととなります。

2019年度の全国通訳案内士の合格率は全言語で8.5%で、最も受験者数の多い英語は9.2%(※5)でした。

語学だけでなく日本の歴史や経済、政治、文化なども網羅する必要があるという理由で上記のように合格率が低く、英語系資格の中でも非常に難易度が高い資格となっています。

しかしながら、この資格を持っておけば通訳案内士をする際に役に立つことは間違いないでしょう。

※5 日本政府観光局「受験者及び合格者数、合格基準」

参照:https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/index.html

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通訳への転職に強いエージェント

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ここでは、下記2つの転職エージェントをご紹介していきたいと思います。

  • リクルートエージェント
  • パソナキャリア

リクルートエージェント

引用元:https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントは、圧倒的求人数を誇る大手転職エージェントです。

非公開案件を含め、提案できる求人の幅が広いので、通訳を希望する人でも良い求人と出会えるチャンスがあります。

パソナキャリア

引用元:https://www.pasonacareer.jp/

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まとめ 

今回は、通訳の仕事内容とその種類、求められる人物やあると役立つ資格などについてご紹介いたしました。

通訳は高い語学力やコミュニケーション能力が必要です。

転職のハードルも高い仕事と言えますが、人と人のコミュニケーションの架け橋を担うという点で非常にやりがいのある魅力的な仕事でしょう。

外国語に関心があり仕事を通じてスキルアップをしていきたいと思う人であれば転職する価値のある仕事だと思います。

今回の記事を参考にして目指してみてはいかがでしょうか。