イラストレーターとはどんな仕事?どんな人が向いている?仕事内容や活躍できる業界を紹介

「イラストレーター仕事」と調べている人は
『イラストレーターってどんな仕事をするんだろう…?』
『イラストレーターに必要な資格やスキルは?』
と悩みますよね。

結論からいうと…
「イラストレーターとして活躍」するためには知識やスキルを身につけることが大切です!
なぜなら、スキルアップすることで、企業への就職・転職、フリーランスとしての活躍が可能になるからです。
そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「イラストレーター仕事」に関するノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、イラストレーターに必要なことが理解できて、転職(顧客ベネフィットの提示)できます!

※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。

Point
  • 1.各転職エージェントのデメリットを打ち消して利用できる
  • 2.様々な視点でアドバイスをもらえる
  • 3.多くの非公開求人を確保できる
  • 4.複数の企業に内定した時に好条件で入社できる

目次

イラストレーターとは?仕事内容や勤務先、活躍できる業界は?

鈴木

絵を描くことが好きで、転職先の候補にイラストレーターを考えています。
でも、この業界のことを知らないので、イラストレーターの具体的な仕事内容から教えてください!

鈴木

分かりました。
イラストを描く媒体によって、イラストレーターの仕事内容は異なります。
まずは仕事内容について説明しましょう。

イラストレーターという職業の名前は聞いたことがあっても、具体的な仕事内容については知らない人が多いのではないでしょうか。そこで、イラストレーターがどのような仕事をしているのか、活躍できる業界などについて解説します。

イラストレーターとは、依頼されたイメージどおりのイラストを描く仕事

イラストレーターは、クライアントの要望に沿ったイラストを描く職種です。作成者の個性を前面に打ち出したイラストよりも、クライアントの意向を重視したイラストに仕上げる必要があります。クライアントが求めるイメージに沿わない場合は、修正しなければなりません。

以前は紙に手描きする納品方法が主流でしたが、近年ではデジタルデータで入稿するケースがほとんどです。そのため、タブレットやIllustratorなどのツールで描いたり、Photoshopなどの加工ツールを利用したりします。

イラストレーターの仕事内容は大きく分けて2種類

イラストレーターが担う仕事内容は大まかに分けて2種類あります。
・「雑誌や広告など、様々な人が目にするイラストを描く」
・「家電・工業製品など専門的な内容のイラストを描く」

仕事内容1:様々な媒体用の、身近なイラストを描く

イラストを描く媒体は、雑誌・ポスター・広告・パンフレット・商品パッケージなど多岐にわたります。また、webサイトに載せるイラストを描くケースもあり、私たちが日常生活で目にすることの多い身近なものばかりです。そのため、多くの人の目をひきなおかつ説得力のあるイラストに仕上げる能力が求められます。

仕事内容2:テクニカルイラストレーターとして、専門的なイラストを描く

テクニカルイラストレーターとは、家電・工業製品などの製図をもとに、リアルにイラストを描く仕事です。制作過程ではCADや専用ソフトなどを使用します。たとえば、家電の取扱説明書やプラモデルの組立説明書などのイラストは、テクニカルイラストレーターが描いたものです。

基本的にテクニカルイラストレーターには正確性が求められますが、未完成の製品のイラストを描く場合は創造力・表現力といったスキルも必要になります。

イラストレーターは多様な業界・業種で活躍が期待できる

これまでのイラストレーターは、ポスターや書籍の挿絵、雑誌といった広告・出版業界が主な活躍の場でした。しかし、インターネットの普及によって、Web業界で活躍するイラストレーターが増えています。とくに、ゲームに登場するキャラクターや背景などが描けるイラストレーターの需要が高まっています。

さらに、ゲーム業はほかの業界よりも単価が高い傾向にある点も魅力といえるでしょう。ただし、広告・出版業界とゲーム業界では求められるスキルや仕事内容が異なるため、自分に合う業界を見極めることが大切です。

【コラム】未経験でもイラストレーターの求人に応募できる?

未経験でもイラストレーターへの求人応募は可能です。しかし、イラストレーターの求人は未経験可とする求人そのものが少なく、とくに中途採用枠では実務経験者が優先されます。また、未経験可であっても高いスキルやクオリティが求められる傾向にあるため、事前にイラストレーターとしての知識やスキルをある程度習得しておいたほうが採用されやすくなるでしょう。

また、経験の有無に関わらず、求人に応募する際には過去の作品を提示できる「ポートフォリオ」を提出することをおすすめします。未経験であってもスキルがあると認められ、採用に至るケースがあるためです。まずは、未経験可の求人に応募し、採用後は仕事の進め方などの実務を学びながらスキルアップを目指しましょう。

まとめ
  • イラストレーターはクライアントの意向に沿う作品を仕上げる必要がある。
  • イラストレーターは2種類の職種に大別される。
  • 未経験で求人に応募する場合は、高いスキルを求められる。

イラストレーターになるための勉強ができる学校は?

鈴木

イラストレーターに必要なスキルや知識はほとんどありません。
スキルや知識を学べる学校はありますか?

鈴木

なるほど。では、イラストレーターのスキルや知識を学べる学校について紹介しましょう。

イラストレーターになるには、美術系の大学やデザイン系の専門学校に進学することが一般的です。
このほかには、独学でイラストレーターを目指す方法もあるため、それぞれについて説明します。

美術系の大学

美術系の大学でもイラストレーターとしての基本的な知識を学べます。美術系の大学に進学した場合は、デザイン力を含む美術系の総合的なスキルを身につけられるため、イラストレーター以外の職種にも活かせる点が魅力です。大学卒業後にイラストレーターの職に就けなかったとしても、デザイン業界や出版業界などで実務経験を積んでから、イラストレーターに転職できる可能性も残されています。

デザイン系の専門学校

デザイン系の専門学校に進学した場合は、イラストやデザインの知識および技術などの専門知識が習得できます。そのため、企業では即戦力として新卒採用する傾向が見られます。人気の高い専門学校に進学したいと思っている人は、予備校などに通って実力をつけてから受験に挑むケースもあるようです。

独学でイラストレーターになる人も

美術系大学やデザイン専門学校で学ばず、独学でイラストレーターを目指す人も一定数います。独学の場合は、イラストやデザインに関する書籍やインターネットなどを利用して情報収集し知識を身につけているようです。しかし、イラストレーターに必要なスキルが身についているか、どのレベルに達しているのか分かりにくい点がデメリットです。イラストレーターとして働くのであれば、客観的な視点で自分を評価してもらう環境も必要といえます。

さらに、イラストレーターに必要とされるPhotoshop・Illustratorなどのツールに関する知識も自力で習得することになります。学校にかかる費用よりも負担は少ないですが、人によっては時間がかかるケースもあるようです。

【コラム】イラストレーターを目指す人におすすめの専門学校は?

・ヒューマンアカデミー:現役講師からの指導を受けられるなど、手厚いサポートが魅力的な学校です。夜間・通信講座も行っているため、昼間は忙しく時間がとれない社会人や、自宅でイラストやデザインの勉強をしたい人におすすめします。
・代々木アニメーション学院:イラストやデザインの知識からデジタル技術など、プロのイラストレーターに求められるスキルを一通り学べる学校です。業界の流行を追いつつ、プロとして活躍するためのノウハウを学びたい人に向いています。
・HAL:職業実践専門課程を設置している学校です。3D技術を駆使してイラストを動かすなど、ITやデジタルコンテンツが学べることから、イラストレーター以外の業界への道も開けます。就職できなかった場合に備えて、無料で授業を受けられる「完全就職保証制度」が設置されている点も魅力といえるでしょう。

まとめ
  • イラストレーターになるには、美術系の大学や専門学校に進むとイラストやデザイン基礎知識から学べる。
  • 独学でイラストレーターを目指している人もおり、書籍やインターネットで情報収集を行っている。

イラストレーターとしての働き方は?雇用形態は?

鈴木

イラストレーターにはどのような働き方があるのでしょうか?
社員以外の雇用形態も知りたいです。

鈴木

イラストレーターには様々な働き方があります。
代表的な働き方について紹介します。

イラストレーターは、企業に就職するか、フリーランスとして働くかの2種類に分かれます。
雇用形態による働き方の違いについて知っておきましょう。

企業に勤務してイラストレーターとして働く

広告・出版業界やデザイン業界、ゲーム業界などの企業に勤務することが、イラストレーターとしての一つの働き方です。業務にあたる際には、チームメンバーであるコピーライターやグラフィックデザイナーなどの複数人でチームを組むケースもあります。

また、ゲーム業界などの企業に勤務する場合は、イラストレーターとしてのスキルや知識のほかに、自社が開発しているゲームおよびアプリケーションへの理解も必要です。さらに、自分が興味を持てない案件でも、きちんとこなしていく誠実さが求められます。フリーランスのイラストレーターと比較した場合、安定して仕事を受注でき収入を確保できる点が会社員として働くメリットだといえるでしょう。

企業で働く際の雇用形態は様々

企業でイラストレーターとして働く際、正社員や派遣社員からアルバイトまで、雇用形態は様々です。雇用形態に応じて待遇や仕事内容は異なるため、求人に応募する前に自分の希望する仕事内容と合致しているかどうか確認しましょう。

企業に在籍した後に独立

独立志望のイラストレーターは、企業に在籍することを修行期間ととらえ、技術・スキルを磨いてから独立する傾向にあります。そのような場合は、ある程度知名度が上がってきてから独立するケースが多く、独立後のほうが収入が上がったという人も散見されます。

フリーランスとして働く

業界内で知名度の高いイラストレーターはフリーランスとして活躍可能です。企業に勤めるイラストレーターよりも、自分が描きたい作風の仕事を選べるチャンスも増えます。しかし、知名度がさほど高くないフリーランスのイラストレーターは、仕事の受注ペースが不安定になりがちです。この点を理解してフリーランスとして働くのか見極めるようにしましょう。

SNSやイラスト投稿サイトでの作品発表が仕事につながる人も

SNSやイラスト投稿サイトに掲載した作品をきっかけに人気が出て、仕事のオファーがくる場合もあります。インターネットの普及によって、イラストレーターとして働くきっかけが増えたといえるでしょう。ただし、このような段階を経て仕事を得られる人は数少なく、基本的には大学・専門学校を卒業し、企業に勤めた実績のある人材が優先されるケースが多いようです。

イラストレーターに向いている人とは?どんな努力が必要?

鈴木

絵を描くことは好きですが、イラストレーターに向いているかどうか分かりません。
どのような人がイラストレーターに向いているのでしょうか?

鈴木

イラストレーターには適正がありますが、努力も必要です。向いている人の特徴から具体的に説明しましょう。

イラストレーターは「絵を描くことが好き」という気持ちのほかに、ビジネススキルや努力も求められます。
イラストレーターとして活躍するために必要なポイントを解説しましょう。

絵を描くのが好き

「絵を描くことが好き」という気持ちは、イラストレーターを志す大前提のようなものです。ただし、前述のとおり自分の作風ではなく、クライアントの意向に沿ったイラストを描く必要があります。そのため、「自分の画風」に対するこだわりが強い人には、イラストレーターは向いていない可能性があります。

スケジュール管理が得意

受注した仕事は納期に沿って仕上げますが、クライアントのイメージと完成した作品が異なる場合は、修正対応に追われる可能性があります。このような場合を想定して納期までに作品を仕上げるようにスケジュールを組むことが重要です。普段からスケジュール管理が得意な人に向いている職種といえるでしょう。

コミュニケーション能力がある

イラストレーターに向いている人は働き方に関係なく、コミュニケーション能力がある人です。会社員として働く場合は、チームを組んで制作にあたります。そのため、チームメンバーと情報を交換したり、意見を交わしたりするなど、より良い作品を仕上げていくためのコミュニケーション能力が必要です。

フリーランスはクライアントとの連絡、要望の聞き取りなどを自分ひとりで行わなければなりません。クライアントからの完成イメージが曖昧な場合は、明確に把握できるように深く掘り下げられるコミュニケーションスキルが求められます。

IllustratorやPhotoshopなどのデザイン系ソフトの資格があると有利

インターネットが普及した昨今では、作品の入稿はデジタルデータが一般的です。そこで、入稿で使用するツールのスキルを客観的に示せる「アドビ認定アソシエイト」という資格を取得しておくと、求人応募の選考において有利になるでしょう。この資格取得によって、仕事で使う頻度の多いIllustratorやPhotoshopなどのアドビ製品を扱えるスキルが証明できます。

このほかにも「Photoshopクリエイター能力認定試験」や、「Illustratorクリエイター能力認定試験」といった個々のスキルを示せる資格があります。自分に必要な資格を選択し、積極的に取得するようにしましょう。

作品を積極的に売り込む努力も必要

フリーランスとして活動する場合には、自分の作品を売り込む営業力が必要です。企業のように営業担当者が案件を受注してくるわけではないため、著名なフリーランスではない限り自分で行わなければなりません。自分自身で作品の魅力を伝え、積極的にクライアントに売り込んだり、ポートフォリオを制作したりする努力が求められます。ポートフォリオは自分の作品を提示するだけではなく、仕事を受注した実績も同時に示せるため、制作しておきましょう。

コンテストに応募して実績を作る

イラストコンテストに応募し、賞を取って実績を作ることも一つの方法です。コンテストの内容や開催時期についての情報は、インターネット上に出回っているため、定期的にチェックしておきましょう。受賞した実績をポートフォリオに掲載すれば、大きなアピールポイントになります。

イラストレーターとして活躍するなら、業界内での人脈づくりも大切

フリーランスとして長期的に活躍するには、まず、継続発注してくれるクライアントを見つけることです。仕事のクオリティや姿勢、対応力などが業界内で評価されれば、別のクライアントから仕事を得ることも可能になります。継続発注してくれるクライアントと強いパイプを持つことで、他のクライアントを紹介してもらえるチャンスもあることから、人脈づくりは非常に重要です。

また、セミナーや勉強会は人脈を広げるきっかけになるため、機会があれば参加してみるのもよいでしょう。さらに、業界の情報収集の場として、SNSやコワーキングスペースなどを利用する方法もあります。ほかのイラストレーターと会話することで刺激になり、自分の現状や方向性ついて再確認するチャンスになりそうです。

フリーランスの場合のイラストレーターの仕事の流れとは?

鈴木

将来的には会社員からフリーランスになりたいと思っています。
その場合の仕事の流れが知りたいです。

鈴木

会社員とフリーランスでは、仕事の流れが異なります。
それでは、フリーランスになった場合の仕事の流れを紹介しましょう。

近年はデジタルでの作画・納品が主流

近年はインターネットの普及によって、パソコンやタブレットを使用した作画やデジタルデータでの納品が主流になっています。手描きの場合は、スキャナーで取り込んだデータで納品するように、クライアントから指定されることが多いようです。

仕事の依頼を受ける

クライアントからイラストレーターへの発注方法は様々です。クラウドソーシングなどのサイト経由でクライアントが発注するケースや、イラストレーターからの営業がきっかけで発注する場合もあります。このほかには、仕事上の知り合いを通してイラストレーターの存在を知り、発注にいたるパターンがあります。

仕事を正式に受注する際には、作品の内容と件数、納品日、報酬金額などの必要事項を確認しておきましょう。

制作物に関する打ち合わせをする

次は、作品に関する要望やイラストの作成意図などの詳細について、クライアントと打ち合わせを行います。基本的にはクライアントの要望に沿いますが、イラストレーター自身も作品について提案し、双方ですり合わせを行う場合もあります。

クライアントのコンセプトが大まかにしか決まっていない場合は、作成意図や使用用途などから丁寧に聞き取りし、制作物のイメージを固めていきましょう。

サンプルやラフ画を提出する

イラストレーターは制作物の大まかなイメージを固め、サンプルやラフ画にして実際の形にしていきます。サンプルやラフ画の完成後は、クライアントにチェックしてもらい、双方のイメージにずれが生じていないか確認しましょう。クライアントの指示に従い修正するため、サンプルやラフ画が複数枚に及ぶこともあります。

作品を制作する

クライアントとの打ち合わせや指示に従い修正した内容に沿って、本格的に作品を制作していきます。案件によっては、線画や彩色の段階でクライアントに再度チェックしてもらう場合もあるようです。このように聞くとかなり時間がかかるように思えますが、ラフ画の段階で作品の方向性がしっかり固まっている案件では、作品を制作する時間のほうが短く済む場合もあります。

制作物を指定の方法で納品する

クライアントが製作物の最終確認を行い了承した場合は、指定された方法で作品を納品しましょう。

【コラム】イラストレーターの求人を探しているなら、転職エージェントに登録しよう

イラストレーターの求人を探したいときは、クリエイティブ業界に特化した転職エージェントに2~3社程度登録しておきましょう。1社に限定するよりも多数の案件に出会えるチャンスが広がるためです。また、業界の動向や求職者の市場価値をプロの視点で教えてくれます。さらに、面接や書類作成、スケジュール管理が苦手な人には、転職エージェントのサポートで無理なく進められます。連絡や報酬の交渉の代行も行っているため、求職活動に不安な人は転職エージェントがおすすめです。