看護師になるには?看護師資格を取得する方法と看護師試験の試験内容など

「看護師資格」と調べている人は
『看護師とは具体的にどういう仕事なのだろうか…』
『看護師資格があると聞いたけれど、それは看護師になるために必須なの?』
『看護師資格の試験内容を知りたい…』

と悩みますよね。

結論からいうと…
「看護師として活躍」するためには資格試験の取得が必要で、受験条件や試験内容を確認して対策することが大切です!

なぜなら、看護師資格を取得する方法を知り、試験対策することで、「看護師として活躍すること」が可能になるからです!
そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「看護師資格」に関するノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、看護師の仕事内容や資格試験の情報を網羅できて、看護師として活躍することができます!
※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。

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看護師とはどんな仕事?看護師になるには資格が必要?

鈴木

私は看護師として働き、人のためになる仕事をしたいと考え始めました。看護師の具体的な仕事内容や資格取得の必要性について教えていただけますか?

鈴木

医療従事者の方々には感謝してもしきれませんね。
それでは、看護師の仕事内容や資格について、以下で詳しくご説明いたします。

看護師の仕事内容や資格試験について詳しくご紹介します!

看護師とは一般に「正看護師」を指す

看護職という場合には、正看護師、准看護師、助産師、保健師を指しますが、看護師の場合は一般的に正看護師を意味します。後述するように、看護師は国家資格の取得が必要ですが、准看護師は国家資格でなく、都道府県の実施する試験に合格すれば資格を取得できる点が異なります。また准看護師は看護師に比べて業務の裁量が限定的であることも特徴です。

看護師の仕事は、医師が診療する際の補助と患者のケア

看護師の仕事は一般的に医師の診療や治療の補助に加えて、患者の看護と言われています。しかし近年の医療技術の高度化により、医師のみでなく、様々な専門医療スタッフと患者の間に入って、円滑なコミュニケーションを促す役割も求められます。
また、患者やその家族に対するメンタル面のケアも求められており、看護師の仕事はより複雑化•高度化しています。

看護師として働くには、看護師資格が必須

冒頭でご紹介した通り、看護師として働くには看護師国家資格を取得する必要があります。学校を卒業しただけでは看護師になることができないので注意が必要です。資格の具体的なお話については以下でご紹介します。

看護師資格は国家資格

看護師資格は国家資格であり、毎月2月に試験が行われます。試験地は12都道府県(北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県)です。試験は年に1回なので注意しましょう。

【コラム】看護師と准看護師の違いは?

先程少しご紹介しましたが、看護師は厚生労働大臣の管轄する国家資格ですが、准看護師は都道府県知事が発行する免許です。
仕事内容についても、看護師は「傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする」とされているのに対して、准看護師は、「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定すること(傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助)を行うことを業とする」と規定されており、指示がなければ自らの判断で世話や補助をしてはならないとなっています。

看護師になるには国家資格の取得が必要で、その仕事内容は多岐に渡ります。准看護師は看護師とは異なり、業務に関する権限が狭くなります。

看護師試験は誰でも受けることができる?試験の内容や合格率は?

鈴木

看護師になるには国家資格の取得が必要であることがわかりました。受験資格も含めて国家試験について詳しく教えてもらえますか?

鈴木

看護師国家試験には受験資格がありますので注意が必要です。気になる試験内容や合格率についても以下で詳しくご紹介します。

看護師試験を受けるには、看護師養成課程を修了する必要がある

以下、看護師国家試験の主な受験資格をご紹介します。

(1)文部科学大臣の指定した学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。以下「指定大学」という。)において看護師になるのに必要な学科を修めて卒業した者

(2)文部科学大臣の指定した学校(以下「指定学校」という。)において3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた者

(3)都道府県知事の指定した看護師養成所(以下「指定養成所」という。)を卒業した者

(4)免許を得た後3年以上業務に従事している准看護師又は学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校を卒業している准看護師で、指定大学、指定学校又は指定養成所において2年以上修業したもの

この4つが基本的な受験資格を得る方法となります。

看護師資格の受験に年齢制限はない

看護師国家試験の受験に年齢制限はありません。社会人になった後も、看護師国家資格を取得することは可能です。ただし、受験資格を取得するための学校は昼間部がほとんどなので、仕事を続ける場合は、夜間の学校に通いながら資格が取得しやすい准看護師になってから看護師を目指す方法も検討しましょう。

看護師試験は年1回実施される

先程記述したとおり、看護師試験は国家試験であり、そのチャンスは年に一回です。しっかり勉強して臨みますしょう。

看護師試験の受験科目

看護師国家試験の受験科目は以下の通りです。

・人体の構造と機能
・疾病の成り立ちと回復の促進
・健康支援と社会保障制度
・基礎看護学
・成人看護学
・老年看護学
・小児看護学
・母性看護学
・精神看護学
・在宅看護論
・看護の統合と実践

非常に出題科目が多いので、計画的に準備をして網羅的に学習しましょう。

看護師資格の合格率

厚生労働省の発表によると、2020年の看護師の合格率は、89.2%です。
合格率が高いので油断してしまいがちですが、一般の資格(受験資格不問の資格)の合格率と比べてしまうことは危険です。
あくまで看護師になるために数年間勉強し続けた受検者を母数とする合格率であることに注意して下さい。

【コラム】看護師試験の難易度は?

看護師は学校でしっかりと学習していれば、決して難しい試験はありません。あくまで数年間学校で勉強した受験者たちの中での合格率ですが、2020年こそ90%を切ったものの、例年90%を超えています。日々の勉強を怠らず、計画的に学習することで合格へ近づくことができます。

看護師になるには、文部科学省に指定された大学や短大、専門学校を卒業した後に、看護師国家試験を受験することが一般的です。

看護師試験の目指し方は?どうすれば看護師試験の受験資格を得られる?

鈴木

先程、看護師試験の受験資格について教えてもらいましたが、もう少し詳しく教えてもらえますか?

鈴木

先ほどご紹介したのは、厚生労働省が正式に発表している受験資格の抜粋なので、少し難しかったと思います。ただし、インターネットには間違った内容を紹介しているものもあるので注意してください。以下のトピックでもう少し詳しくご紹介します。

准看護師資格をすでに持っている場合

准看護師の資格を所有している場合は、看護師になるために以下の3つの方法があります。

1.全日制(2年)を修了する
・看護短大、高等学校専攻科、看護師養成校の全日制で、2年間学習する。
・全日制となるため、働きながらの進学は困難。
・なるべく早く看護師の資格を取得したい方にお勧め。
※最終学歴が中学校卒業の方は、進学について下記2点に注意ください。
①看護短大、高等学校専攻科への進学はできない。
②看護師養成校への進学は、准看護師免許取得後、3年以上の実務経験が必要。

2.定時制(3年) を修了する
・看護師学校養成所の定時制(昼間or夜間)があり、3年間学習する。
・それぞれ学校の時間以外は、准看護師として働くことが可能(働きながらの修学可能)。
・働きながら学校に通いたい方にお勧め。
※最終学歴が中学校卒業の場合、看護師養成校への進学は、准看護師として3年以上の実務経験が必要。

3.通信制(2年)を修了する
・准看護師資格取得後、7年以上の実務経験が必要。
・仕事を続けながら、看護師国家試験の受験資格を得るために必要な単位を修得可能。

中卒の場合

中卒の場合の一般的なルートは、准看護学校に通い、准看護師試験を受けて、准看護師になったのちに看護師を目指す方法です。
もしくは、5年一貫課程を持つ看護学校へ通学し、看護師資格受験を目指すこともできます。

高卒以上の場合

高卒以上の学歴で看護師を目指す場合は、文部科学省に指定された4年制の大学か、3年制の短期大学もしくは3年制の専門学校に通い、看護師国家試験受験資格を得ることが一般的です。

【コラム】看護師資格を最短で取得する方法とは?

最短で看護師資格を取得するには、中学校卒業後に5年一貫の看護師養成課程校に進学することです。5年間、看護に特化した授業を受けることができ、早くから看護師となって現場で経験を積むことことができます。

看護師になる方法はケースによって様々ですが、看護師国家試験の受験資格を得るためには学校に通う必要がある点は共通しています。

社会人が看護師を目指すには?働きながら看護師試験の勉強は可能?

鈴木

看護師の受験資格を得る方法についてよく理解できました。さきほど、社会人になってから看護師を目指すことも可能と伺ったのですが、実際に働きながらできるものなのでしょうか?

鈴木

社会人でも看護師を目指すことは可能です。しかし働きながらとなると、いくつか注意点があります。以下で詳しくご説明します。

社会人が看護師を目指すには?働きながら資格取得を目指す際の注意点もご紹介!

医療機関で看護助手として働きながら看護師を目指す

1つ目は看護助手として働きながら資格取得を目指す方法です。看護助手に資格は必要ありません。看護助手になることで、将来の目標である看護師らと共に働き、現場で経験を積みながら資格取得を目指すことができます。病院によっては働きながら看護師を目指す看護助手に奨学金などのサポートがあります。学校は昼間部がほとんどなので、看護助手として働ける時間数や時間帯は制限される点に注意が必要です。

一般の企業で働きながら看護師を目指す

2つ目は一般企業で働きながら看護師を目指す方法です。ただし、学校が昼間部なので働きながら看護学校に通うことは難しいケースがほとんどです。その場合は、まず准看護師を目指してから、看護師になる方法を検討する必要があります。

社会人が看護師を目指す上で気をつけたいこと

上記の通り、看護師になるためには昼間部の学校へ通うことが必須で求められますので、社会人にとっては非常に高いハードルとなります。
一度准看護師を目指すか、会社を辞めて学校に通うかの判断が求められます。

【コラム】社会人が看護師試験の合格を目指すのは難しい?

社会人の場合、看護師試験の合格よりもその受験資格を取得するために学校に通うことが大きなハードルとなります。通常、転職前に離職することは好ましくないのですが、看護師に限っては離職してアルバイトで収入を得ながら通学する方も多くいます。アルバイト先としては、看護助手がおすすめです。

まとめ
  • 働きながら看護師を目指す場合は、准看護師を経て看護師を目指すルートが一般的となります。

看護師に関連する資格とは?持っていると活躍の幅が広がる?

鈴木

働きながらの資格取得は難しいことがよく分かりました。准看護師のお話が出てきましたが、看護師に関連する他の資格にはどのようなものがあるのでしょうか?

鈴木

看護師とセットで取得できる資格について幾つかご紹介します。

助産師

助産師とは妊娠中から出産後に至るまで、女性をケアする仕事です。生命が誕生する神秘的な瞬間に貢献することができ、やりがいのある仕事として人気があります。助産師になる具体的な方法は以下の2つです。いずれも、看護師の資格が必要です。

1つ目は、看護大学(4年制)で看護師課程と助産師課程の両方を修了し、看護師国家試験と助産師国家試験に合格する方法です。助産師国家試験だけに合格しても、助産師資格は得られません。看護師国家試験のみに落ちてしまった場合、助産師国家試験の合格は生涯有効なので、翌年度以降に看護師国家試験に受かれば助産師資格を得られます。これが助産師となる最短ルートです。しかし助産師課程に進むためには、3年次に選抜される必要があり、決して簡単な方法ではありません。

2つ目は、看護大学(4年制)・短大・専門学校(3年制)で看護師課程を修了し、看護師国家試験に合格して国家資格を取得した後に、短大・専門学校(1年)、大学院(2年)などで助産師課程を修了して、助産師国家試験を受験するルートです。

保健師

保健師は病気を未然に防ぎ、健康的な生活を守ることが仕事になります。病気になるリスクを見極めながら、食事や運動などの生活習慣を指導・アドバイスします。

保健師になるには、看護師の資格が必要です。
保健師も助産師と同様に、保健師国家試験と看護師国家試験の両方の受験資格を得られる4年制の大学に通い、両方の国家試験に合格することが最も近道です。また、看護師の資格を取得した後に、保健師の養成学校等に通い受験資格を得て、保健師の資格を取得することも可能です。

認定看護師

看護師として5年以上の経験があり、日本看護協会が定める615時間以上の認定看護師教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。審査合格後は5年ごとに資格を更新します。
専門的な治療や看護が必要な患者・家族に対して最適な看護を、認定看護分野の専門知識に基づき判断します。他の看護師に対しリーダーシップを発揮し、認定看護分野における専門知識やスキルを用いて課題を解決し、さらにそのノウハウを職場に浸透させることで職場全体のレベルアップを図ることが期待されます。

専門看護師

看護師として5年以上の経験があり、看護系の大学院で修士課程を修了した後に、専門看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。審査合格後は5年ごとに資格を更新します。

複雑で対応が困難な課題を抱える患者や家族の心情や病状を踏まえ、専門知識や技術に基づいて最適な看護を判断します。また、様々な職種(関係者)とも連携を取ることが求められます。
スペシャリストとして看護業務を牽引しつつ、医療体制の高度化に貢献することが求められます。認定看護師と似ていますが、専門看護師の方がより多岐にわたる領域で専門性が求められ、資格取得の難易度も高くなります。

【コラム】看護師資格を生かして働くなら、まずは転職エージェントに登録!

看護師の需要は高く、求人が豊富にあります。
しかしその求人を自分で1つ1つ確認するのは非効率で労力がかかるので、転職エージェントに相談し、あなたの希望する条件に合った求人を見つけてもらうことをお勧めします。
転職エージェントは転職のプロフェッショナルなので、あなたの悩みや不安も解消されることが期待できます。看護師に関連する資格についてご紹介しました。決して取得が容易な資格ではありませんが、自分のキャリアを築いていくためにも、どのような資格か確認しておきましょう。