第二新卒と既卒の違いとは?メリット・デメリットと、転職・就職を成功させるコツ!

「第二新卒と既卒の違い」について調べている人は
『自分は第二新卒と既卒、どっちに当てはまるのだろう?』
『第二新卒・既卒はどうやって就職活動を進めれば良いんだろう?』
と疑問に思っているのではないでしょうか。

結論からいうと…第二新卒と既卒には明確な定義の違いがあり、それぞれの転職におけるメリット・デメリットも異なります。
これらの違いを理解したうえで就職活動を始めることをおすすめします。

なぜなら、事前に特性を把握しておくことでそれぞれのポイントを押さえた戦略的な就職活動ができるからです!何も知らずに就職活動をすると、なかなか選考に通らない状況に陥ってしまうかもしれません。
そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「第二新卒と既卒の違い」に関するノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、第二新卒・既卒それぞれの特性を把握でき、就職成功に一歩近づくことができます!

※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。

Point
  • 1.各転職エージェントのデメリットを打ち消して利用できる
  • 2.様々な視点でアドバイスをもらえる
  • 3.多くの非公開求人を確保できる
  • 4.複数の企業に内定した時に好条件で入社できる

目次

第二新卒と既卒はどう違う?それぞれに厳密な定義はない?

鈴木

現在24歳で、これから就職を考えています。就職活動をしようと思い求人サイトを見てみたのですが、若手向けの求人で「新卒」「第二新卒」「既卒」と色々な用語が出てきて…
私はどれに当てはまっているのでしょうか?

鈴木

おっしゃる通り、転職市場では10代後半~20代前半の若手人材について、3通りの言葉を使って定義しています。
新卒は「学校卒後とともに就職する人や枠」を指すことはご存知の方が多いかもしれませんが、それ以外の2つは聞き慣れない言葉ですよね。

【第二新卒】学校を卒業後に企業に就職して、3年以内に転職する人

「第二新卒」とは、既に企業に勤めている若手の転職者のことを指します。

一般的には高校・大学などの学校を卒業してから3年以内の人を指し、例えば4年制大学を22歳で卒業している人の場合、22歳~25歳くらいがその期間に当てはまります。

【既卒】学校を卒業後3年程度、一度も正社員として就職していない人

「既卒」とは、高校・大学などの学校を卒業して3年以内の人のうち、まだ正社員就職した経験の無い人を指します。

アルバイトや派遣で働いていた人、留学や勉強をしていた人などが当てはまります。

厳密な定義はないため、企業によって対象が異なることも

ここでは第二新卒・既卒の定義をいずれも「卒業してから3年以内」とご紹介していますが、3年という数字はあくまで一般的なものであり、これらの言葉に厳密な定義はありません。

企業によっては期間が異なったり、「30歳まで」など年齢で定義していたりするケースもありますので、志望企業の定義する枠を調べてみましょう。

【コラム】第二新卒と既卒、どちらが有利ってあるの?

第二新卒と既卒を比較すると、正社員経験のある第二新卒のほうが有利な傾向にあります。既にビジネスマナーや現場での感覚を身に付けている第二新卒のほうが教育コストもかからないためです。

ただし、企業の募集状況や業務内容、応募者の経験・スキルやポテンシャルによっても選考結果は変わります。「第二新卒のほうが既卒より有利」というのはあくまで一般論と考えてください。

第二新卒と既卒はいずれも学校卒業後3年以内の人を指すのが一般的ですが、その間に正社員就職していたかどうかが大きな違いです。

第二新卒が転職する際のメリット・デメリットとは?

鈴木

どちらも若手だけれど、正社員として働いていたかどうかがポイントになるんですね。
お話を聞く限り、第二新卒は転職にとっても有利そうなイメージです。

鈴木

第二新卒は企業からの需要もあり、確かに転職をしやすい期間と言えます。
ただし新卒などと比較するとデメリットもありますので、詳しく見ておきましょう。

【メリット】企業が第二新卒の採用に積極的な傾向にある

若手人材は市場価値が高く、毎年多くの企業で新卒一括採用を行っています。これに加えて、新卒就職後数年で退社する人が増えている昨今は「第二新卒」の需要も高まっており、専門の枠を設け積極的に採用している企業が多くなっています。

大手求人サイトの検索条件に「第二新卒歓迎」の項目があることからも、その市場の大きさが伺えます。

【メリット】社会人経験があるので、スムーズに仕事を始められる

第二新卒の新卒との決定的な違いは「社会人経験があること」です。新卒の場合は「仕事をする」ということ自体が初めてなため社会人としての感覚を養う必要があり、ビジネスマナーや基本的な業務も一から覚える必要があります。

第二新卒の場合はある程度基盤ができているため、スムーズに仕事を始めることができます。

【デメリット】長続きしない人材だと思われる可能性がある

新卒で入社後3年以内に会社を退職した、もしくは検討している場合、一社目の在籍期間は比較的短かったことになります。

そのため第二新卒は「長続きしないのではないか」と思われ、「また辞めてしまうかもしれない」と不安を抱かせてしまう可能性があります。その疑念を払拭するためには退職理由を明確にし、二社目では長く続けられることを伝えましょう。

【デメリット】新卒ほど研修が充実していないことがある

新卒で入社すると、多くの企業で手厚い研修が用意されています。ビジネスマナーや事業内容のインプットからOJTまで、数か月~1年間かけて教育が施されるケースもあります。

一方、第二新卒の場合は「社会人経験者」として採用され、入社後の比較的早い段階で業務を開始する場合があります。特に一社目と同業界・同職種の場合は即戦力として期待される可能性も考えられます。一から研修を受けないと不安だという人は、あらかじめ研修体制について確認しておきましょう。

【コラム】第二新卒で大手企業に転職することは可能?

第二新卒を積極採用している企業の中には、新卒の就職活動で人気の大手企業も多くあります。例えば誰もが知っている自動車メーカーや電機メーカー、IT企業や食品メーカーなどが名を連ねています。

第二新卒で大手企業に転職できる可能性は十分にありますので、大手志望の人は興味のある企業の情報をチェックしてみてください。

第二新卒は転職市場において有利な傾向にありますが、転職理由の説明には気を配りながら転職活動を進めましょう。

既卒が就職する際のメリット・デメリットとは?

鈴木

やはり第二新卒の就職は希望があるんですね!それに比べて既卒はあまりメリットが無いようにも思います…
やはり学校を卒業後働いていないとなると、就職は難しいのでしょうか…?

鈴木

確かに第二新卒のほうが有利な面もありますが、だからといって既卒での就職が難しいという訳ではないんです!
その理由について詳しくお伝えしますね。また、既卒が気をつけたいデメリットも併せて見ていきましょう。

【メリット】企業によっては新卒採用枠に応募できる

採用の市場において「新卒」は最も需要が高いともいえる年代で、多くの企業が多額の費用をかけて採用を進めています。

企業によっては既卒を新卒に含む場合もあり、これは既卒が就職活動をするうえで最大の武器と言えるでしょう。一度限りの新卒採用枠を使えるチャンスがまだ残っているうちに就職に挑戦するのがおすすめです。

【メリット】「経験不問」「未経験者歓迎」の場合、中途採用枠に応募できる

既卒は新卒採用の枠を使えるケースもありますが、一方で中途採用枠で応募できる場合もあります。

例えばフリーターや派遣社員など既に仕事をしている人が同業界を志望した場合、現場経験を考慮して即戦力採用されることもあります。また「経験不問」「未経験者歓迎」等の求人にも応募可能です。

【デメリット】競争力では新卒に劣ることも

求人サービス大手のマイナビは、2019年8月末時点の内定率について以下のようなデータを発表しています。

現役学生:82.6%
前年度既卒者:43.3%
前々年度既卒者:45.0%

既卒者も新卒採用枠で応募できるケースはあるものの、競争力で見ると現役学生に劣る傾向にあります。

参照:株式会社 マイナビ 新卒採用サポネット『2019年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査』
https://saponet.mynavi.jp/release/student/kisotsu/2019kisotsu/

【デメリット】新卒時に就活に熱心ではなかったと思われる可能性がある

学校を卒業すると同時に就職する人がほとんどである中、既卒の人の「就職しなかった」という事実だけを見ると「きちんと就職活動をしていなかったのではないか」と思われてしまう可能性があります。

若い人材は経験・スキルが無いぶん仕事に対する姿勢やポテンシャルが強く求められる傾向にあります。選考を通して「熱意が無い」と伝わってしまわないよう注意が必要です。

【コラム】既卒は人生終了?そんなことはない!

既卒であることを悲観する人もいますが、新卒で就職しなかったからといってその後の就職が上手くいかないということはありません。ここまで繰り返しお伝えしてきた通り、企業は若い人材を求めており、中には既卒で応募可能な求人も多くあります。

現代ではキャリアも多様化していますので、たった数年の空白はあまり気にせず興味のある業界に挑戦してみてください。既卒は第二新卒ほど有利ではないものの、応募できる枠も多いため就職に挑戦する価値は十分にあります。

第二新卒が転職を成功させるためのコツは?

鈴木

第二新卒と既卒について理解できてきました。確かにデメリットもあるけれど、どちらも若さを活かせるチャンスがあるんですね。
それぞれ状況が違うので、就職活動の進め方も変わってきそうです。

鈴木

おっしゃる通り、第二新卒も既卒もそれぞれの違いをふまえた就職活動を行う必要があります。
就職活動を成功させるためには「コツ」がありますので、これから解説していきますね!

ネガティブな退職理由は、ポジティブに言い換えて伝える

現在転職したいと考えている第二新卒の人は、少なからず会社に対してネガティブな気持ちを持っていると思います。しかし、ネガティブな気持ちをそのまま「退職理由」として伝えてしまうと危険です。

過去ではなく未来に目を向け、「これからどうしたいのか」ということを軸にポジティブな言葉で退職理由を伝えましょう。

社会人経験があるという強みをアピール

先ほど、第二新卒の武器は社会人経験があることだとお伝えしました。ここでいかに新卒との差を付けられるかがポイントになります。

自分のポテンシャルを伝えることも大切ですが、社会人としての経験や得たスキルも具体的にアピールし、早い段階で戦力になれることを伝えましょう。

第二新卒に強い転職エージェントを利用するのがおすすめ

第二新卒は経験・スキルをあまり気にせず挑戦できる貴重なチャンスです。しかし、初めての転職で不安が多いという人もいるのではないでしょうか。

分からないことも多い第二新卒の転職では、通常の転職者向けサービスではなく第二新卒に特化した転職エージェントがおすすめです。
例えば『マイナビジョブ20’s』では第二新卒向けの求人を多数取り扱っているほか、第二新卒ならではの悩みに向き合いサポートしてくれます。

参照:株式会社マイナビワークス『マイナビジョブ20’s』
https://mynavi-job20s.jp/

転職市場は、第二新卒歓迎の傾向があるって本当?

大手企業も積極的に第二新卒の採用を進めていますが、この動きは市場全体にも広がっています。

「マイナビ転職」が2016年に行った調査によると、第二新卒の採用について「積極的に採用したい」と回答した企業が6割以上という結果になりました。市場での需要が高まっている第二新卒の枠で転職するのは、かなり有利であると考えて良さそうです。

参照:株式会社 マイナビ『中途採用状況調査/2016年2月調べ』
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/nisotsu

既卒が就職を成功させるためのコツは?

鈴木

就職活動ではむやみやたらに選考を受けるのではなく、それぞれのコツを掴むことが大切なんですね。
第二新卒についてはよく理解できましたが、既卒の場合はどうでしょうか?

鈴木

そうなんです。選考でのアピールの仕方や転職エージェントの選び方で、就職活動の結果は大きく変わってくるでしょう。
就職活動を成功させるための「コツ」について、次は既卒の場合を見ていきましょう。

新卒で就職しなかった理由を明確にしておく

既卒の人が就職活動をするうえで最も気を付けたいのは「なぜ卒業後就職しなかったのか」という質問に対する答え方です。学校卒業後は就職するという流れが一般的になっているため、どうしても「例外」として捉えられてしまいます。

しかし、その理由が明確であれば特に問題無いという企業もあり、留学や資格勉強等仕事に直接繋がることであればむしろプラスに捉えられる可能性もあります。前向きな印象を与えるため、なるべくポジティブな言葉で伝えられるようにしておきましょう。

既卒の就活はスピード命!既卒枠は卒業後3年以内が目安

企業は若い人材を求めているため、学校を卒業後3年以内の既卒者はそれだけで需要があります。ただし、反対に考えれば3年以上経つと正社員としての就職は難易度が高くなってしまうでしょう。

正社員就職を考えている人は、なるべく早く行動し始めることをおすすめします。

既卒専用のサポート体制が整った転職エージェントに相談しよう

既卒は新卒や第二新卒と比較すると求人数が少な目で、既卒である理由や志望動機の説明も難しい傾向にあるため、就職活動自体はハードルが低くないというのが事実です。

既卒の就職活動は、その道のプロであるエージェントに力を借りるのがおすすめです。中でも既卒専門のサポートをしてくれるエージェントを選ぶと良いでしょう。例えば20代の若手人材向けの求人をメインに取り扱っている『DYM就職』は就職率96%を誇っており、これから正社員になりたいという気持ちが強い人におすすめです。

参照:株式会社DYM『DYM就職』
https://www.dshu.jp/

【コラム】既卒が就職するために今すぐ始めたいこととは?

繰り返しになりますが、既卒と呼ばれる期間中に就職をしておくのがおすすめです。特に初めての就職活動をする人は時間がかかることが想定されますので、なるべく早めに行動を初めておきましょう。

今は就きたい仕事が無いという人も、転職エージェントに相談すれば実際の求人を紹介してもらうことができます。まずは転職エージェントに登録し、プロの力を借りながら就職の準備をしていきましょう。

既卒の場合、若さを活かせる早めの時期に就職活動に踏み切ることがおすすめです。