50代の転職で良い志望動機を作るための4ステップと注意点3つ

「50代 転職 志望動機」と調べている人は『50代転職の志望動機はどういう内容が効果的なのだろうか…』『50代の志望動機となるとそれなりのものが求められるだろうし、なかなか書けない…』と悩みますよね。

結論からいうと…「50代でいい志望動機をつくる」ためには、企業のニーズを捉え、具体的かつシンプルにまとめることが大切です!

なぜなら、具体的な内容をシンプルにまとめたいい志望動機は、採用担当者の目にとまりやすく書類選考が通過しやすくなるからです!
そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「50代 転職 志望動機」に関するノウハウを全てお伝えします。

最後まで読めば、企業の目にとまる志望動機が作成できて、50代の転職成功の可能性を高めることができます!

※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。

Point
  • 1.各転職エージェントのデメリットを打ち消して利用できる
  • 2.様々な視点でアドバイスをもらえる
  • 3.多くの非公開求人を確保できる
  • 4.複数の企業に内定した時に好条件で入社できる

目次

50代でも転職できる?50代転職では志望動機が重要

鈴木

私の母は今50代で転職を考えているのですが、そもそも50代で転職などできるのでしょうか?

鈴木

50代の転職は決して簡単ではありませんが、もちろん可能です。
まずは、50代の転職市場を知っていただくとともに、転職成功のために重要なポイントをお伝えします。

50代の転職が難しいのはなぜ?適応力の低下や定年の近さなど

50代で転職が難しいとされている理由は、主に4つの要因があります。

1:社会人経験が長いために、新しい職場に馴染むことが難しいと考えられている
2:特に50代後半は定年が近く、長く会社で活躍してもらうことが難しい
3:他の年代に比べて年収が高い
4:(上記3つの理由があり)若い年代と比べて求人数が圧倒的に少ない

求人数は求職者の意思で変えることはできないので、環境への適応力と定年までの期間が短くても、採用する会社にとってメリットとなるスキルや経験をアピールすることが重要です。

また、定年時期は延長の傾向にあるため、近年では50代の採用を積極化している会社もあります。

50代転職者に求められるのは何?即戦力レベルのスキル

企業側視点の中途採用には大きく分けて、ポテンシャル採用と即戦力採用があります。
前者は企業の中での教育を前提に、伸びそうな素質を持つ求職者を採用することで、若手の中途採用に多いパターンです。
一方、即戦力採用はその名の通り、即戦力となる人材を採用することで、50代の転職はまさに即戦力採用がメインになります。

よって50代の転職では以下の3点がポイントとなります。
1:自分の経験やスキルを丁寧に棚卸しする
2:転職希望先に求められているスキルを明確化し、自分の経験やスキルとマッチするものをブラッシュアップする
3:具体例を交えながら、即戦力となるスキルを明確にアピールする

50代転職者の平均転職期間は?3ヶ月以内に終わる人は3割程度

結論から申し上げると、50代の転職は他の年代に比べて長期化する傾向にあります。
ボリュームゾーンは半年間ほどです。
3ヶ月以内に終了するケースは全体の3割程度なので、長期戦を覚悟して準備するようにしましょう。

まとめ
  • 50代の転職は、新しい職場への適応力が問われ、定年までの期間も短いために、求人数も少なくなります。企業に求められているスキルをアピールし、即戦力性を伝えることが転職成功のポイントです。

50代の転職に成功するために。パターンごとの志望動機の例文3選

鈴木

50代の転職の市場環境は厳しい一方で、即戦力となるスキルをアピールすべきことが分かりました。これと関連して、志望動機を書く上でのポイントはありますか?

鈴木

志望動機は50代の転職で最も重要な項目と言っても過言ではありません。
適応力が問われることはお伝えしましたが、志望動機が質の高いものであれば、「困難を乗り越えて会社に定着してくれるだろう」という期待を企業に持たせることができるためです。
ここからは具体的な事例をご紹介します。

その1:同業界同職種パターン。同業界だからこそ言えることが重要

同業界同職種の場合は、現職と転職先の違いを見つけて、転職先でなければできないことを志望動機と絡めることがポイントです。

例えば、転職先が規模の大きな会社であれば、これまで培ってきたスキルや経験を活かして、市場にインパクトを与える仕事をしたい、逆に規模が小さな会社であれば、しっかり一人一人のお客様の顔を見て、自分の仕事の貢献を確認したい、などが一般的です。

その2:異業界同職種パターン。挑戦理由や惹かれた理由を盛り込む

異業界同職種の場合は、その職種の醍醐味を訴えつつも、業界が変わることによって何ができるようになるのかを盛り込みましょう。

その際に、異業界に挑戦しようと思った理由や、リスクを背負ってでも挑戦したいと思った動機すなわち、その業界に惹かれた理由を盛り込むことをおすすめします。

その3:未経験業界・職種パターン。理由や貢献できる根拠をアピール

未経験業界・職種は、最も難しい転職となります。少し高度なテクニックですが、転職先で貢献できる理由を明確にし、それを志望動機に絡めるように工夫することをおすすめします。

例えば「コンサルティングファームでコンサルタントをしており、様々な企業の再建を経験したが、その中で自動車業界の市場やビジネスモデルが大きな転換点にあることを感じることが多々あった。これまで日本の産業を支えてきた自動車業界を衰退させないために、自分の知見を生かしたいと思い、〇〇自動車の経営企画部を志望した」というような構成で、具体例を肉付けしていくといいでしょう。

50代の転職に失敗しないために。印象の悪い志望動機3選

鈴木

パターン毎の志望動機についてよく理解することができました。
最後の未経験業界・職種は特にしっかりとした準備が必要ですね。ところで、印象が悪くなる志望動機とはどのようなものでしょうか?

鈴木

志望動機をまとめる際に、避けたい志望動機の例もご紹介しましょう。

その1:誰にも響かない。抽象性・汎用性が高い志望動機

抽象性や汎用性が高い志望動機は、志望度が低いと判断されてしまいます。

抽象性や汎用性が高い志望動機かどうかを見極めるには、その志望動機が他の会社でも実現できるかどうかで判断できます。
他の会社でも達成できる志望動機は、抽象性が高いとご判断ください。
その会社でしか実現が難しい志望理由を自分の言葉で具体的に伝えるようにしましょう。

その2:休日や待遇など。自己本位が目立つ志望動機

休日や待遇が魅力に感じても、それを志望動機に書くことはお勧めしません。

休日や待遇は仕事のモチベーションの1つであることは間違いありませんが、これを志望動機として前面に出すと、「より休日が多く、待遇が良い会社があればまた転職するのではないか?」との不安を与えてしまいます。
その企業のビジネスや仕事内容など、仕事に直結する内容で志望動機を語ることが重要です。

その3:印象に残らない。テンプレート文の志望動機

志望動機対策のハウツー本にあるような例文をそのまま書く人がいますが、これは避けましょう。

同じようなことをする求職者はたくさんいますので、たいていは書類選考の時点で見破られてしまいます。
また、確かにテンプレートの志望動機はよくまとめられていることもありますが、運良く書類選考は通っても、面接で自分で書いてないこと(テンプレートであること)が見破られてしまうことがほとんどです。

まとめ
  • 印象の悪い志望動機は、抽象的で、自分本位で、オリジナリティにかける内容です。企業側の立場になって、魅力的な志望動機を作成するように気をつけましょう。
【コラム】客観性も大切。50代転職は転職エージェントがおすすめ

本文テキストが入ります。

鈴木

企業側の立場になって魅力的な志望動機を作成する必要性は理解できたのですが、なかなか客観的になれないので不安です。

鈴木

志望動機に限らず、転職活動において客観性は非常に重要です。
知人に相談しにくいことでもありますので、是非、転職のプロフェッショナルである転職エージェントに相談して下さい。

転職エージェントは、求人を紹介するだけでなく、求職者の転職相談にも応じてくれます。

豊富な企業情報を収集できることに加えて、自己分析や志望動機等のブラッシュアップや履歴書添削、面接対策のサービスも提供してくれます。

第三者の意見は重要ですが、その第三者が転職のプロフェッショナルであることのメリットは非常に大きく、転職の成功には転職エージェントの利用は必須と言えます。
転職エージェントの利用は、一部のエージェントを除いて無料なので、安心してご利用ください。

まとめ
  • 転職の成功には転職のプロフェッショナルである転職エージェントへの相談が必須です!

説得力が増す。50代の転職で良い志望動機を作るための4ステップ

鈴木

転職エージェントへの相談が重要であることがよく分かりました。必ず相談しようと思います。
相談の前に志望動機の下書きを作っておきたいのですが、良い志望動機を作るためのステップを教えていただけますか?

鈴木

志望動機の完成度を確認する際に重要なのは客観性です。
その客観性を高めるためのポイントを詳しくご紹介します。

ステップ1:同業界・異業界?応募する会社のタイプを知る

まずは応募する会社の業界が、現職と同業界か異業界かで、大まかな志望動機作成の方向性を決定します。

同業界の場合は、現職と転職先の違いを見つけて、転職先でなければできないことを志望動機と絡めることがポイントです。
同業界の採用担当者は、当然業界について詳しいので、「現職ではできず、転職先ではできること」について、しっかり調べて考えてください。

異業界の場合は、業界が変わることによって何ができるようになるのかを盛り込みましょう。
現職の業界と転職先の業界で何が異なるのか、採用担当者が必ず抱く「なぜ業界を変えるのか?」という疑問を解決する志望動機の作成がポイントです。

ステップ2:企業のニーズに応えるために。自己分析や企業分析をする

最初にご紹介した通り、50代の転職は即戦力採用となりますので、まず自分のスキルと経験を棚卸しすることが重要です。
これは頭の中でなく、しっかりと紙に書き下ろし、抜け漏れがないように整理してください。

その上で、企業を分析し、その企業が属する業界の状況などのマクロの視点から、その企業、または配属されるであろう部署などのミクロの視点で、どういった人材が求められているかを分析してください。
人事のHPなどには、基本的に求める人物像が書かれていますので、それも参考にすることをおすすめします。

企業が求める人物像が整理できたら、自己分析によって整理したあなたのスキルや経験とのリンクを探すようにしましょう。
自己分析の前に企業分析をしてしまうと、企業の求める人物像に合わせて自己分析をしてしまうので、先に自己分析をして、自分の強みなどを広く把握するようにしましょう。

ステップ3:まずは志望動機の骨組みを作成する

50代の転職において志望動機を作る際は、次の3点を骨組みにすると、非常に書きやすくなります。

①前職ではできないが転職先ではできることで適応力と定着性をアピール
転職において企業が気にすることは、次の2点です。
・新しい環境に馴染むことができるか?という適応力
・(特に転職理由が曖昧だと、)またすぐに転職するのではないか?という定着性
この2点を克服するためには、転職先でしかできないことをしっかりアピールすることが重要です。

②即戦力性で採用メリットをアピール
企業が求めている能力に対して、あなたが即戦力となれる具体例を出してアピールしましょう。

③意欲で志望度の高さをアピール
転職理由に納得感があり、能力が高くても、意欲がないと「志望度が低いので内定を出してもうちに来ないのではないか?」「やる気がないので活躍しないのではないか?」との企業に不安を持たれてしまいます。
意欲が高いことをしっかりアピールしましょう。

ステップ4:客観的になるために。書いた翌日に再度読み返す

最後はとてもシンプルなステップですが、志望動機を書いた翌日にもう一度読み返すことです。
書き終えた際は「修正箇所はない」と思っていても、翌日に読み返すと、ほとんどのケースで修正箇所が生まれます。
これは客観性とも繋がる大事なポイントなので、必ず実行するように心掛けてください。

まとめ
  • 志望動機の作成で重要なのは、志望動機の客観性です。求職者自身と転職希望先の共通点を様々な角度で見つめるようにしましょう。

悪い志望動機にならないための注意点3つ

鈴木

志望動機のステップについてよく理解できました。このステップに沿って作成したいと思います。
一方で、企業に評価されない志望動機にならないための注意点も教えてください。

鈴木

企業はあなただけでなく、数多くの志望理由を見ることになります。
よって、「読みやすく」「具体的で」「目を引く」ような志望動機の作成が必要です。

注意点1:シンプルでコンパクトに。適切な情報量を心がける

志望動機は熱い思いがあればあるほど、文字量が多くなってしまいがちです。
しかし、文字量が多い志望動機は、採用担当者からすると読み辛く最後まで読まれない可能性もあります。

まずは伝えたいことをシンプルかつコンパクトにまとめ、全体像を伝えてから、具体的な情報を肉付けしていくようにしましょう。

注意点2:当たり障りのない言葉は響かない。オリジナルの志望動機を作る

志望動機を作成する際は、インターネットのテンプレートやハウツー本のコピペは避けましょう。

見慣れた当たり障りのない言葉ではなく、あなた自身の言葉でオリジナリティのある志望動機を作ることが、重要です。

注意点3:共感や熱意の理由が大切。具体的な理由や根拠を盛り込む

志望動機は、動機がどれだけ素晴らしくても、その根拠に納得感がなければ評価されません。

会社の事業への共感や、転職における熱意についても、具体的かつ納得感のある根拠をしっかりと盛り込むようにしましょう。
自分の志望理由に「なぜ?」と問い続け、根拠のしっかりした志望動機を作るようにしましょう。

まとめ
  • 志望動機の作成に失敗しないためには、シンプル・オリジナリティ・具体性が重要です!

書類選考に通りやすい履歴書の作り方3つ

鈴木

効果的な志望動機の書き方はよく理解できました。最後に履歴書の作り方についても教えてください。
書類選考に通りやすい履歴書のポイントは何でしょうか?

鈴木

50代が転職する際の履歴書の作成ポイントを3つご紹介いたします。

その1:PCスキルのアピールにも。ExcelかWordで作成する

50代の求職者が新卒の頃は、履歴書は手書きが一般的であったかと思いますが、現在はExcelやWordでの作成が一般的です。

特に指定がない場合は手書きでも問題ありませんが、読みやすさやPCスキルのアピールのためにも、ExcelやWordで作成することをおすすめします。

その2:内容よりもパッと見が重要。視覚的な見やすさを重視する

履歴書はまずその見やすさが何よりも重要です。
職歴や経歴についてもポイントを押さえて端的に書くようにしましょう。

学歴は基本的に高校入学からとし、それより前の学歴は書く必要はありません。
一方で、職歴において退職から次の就職までにブランクがある場合は、その期間にスキルアップのために何を行ったのかを記載するようにしましょう。

その3:必要情報を伝えるために。履歴書をカスタマイズする

履歴書は一部カスタマイズすることで必要な情報を伝えることができます。

例えば、履歴書の他に志望理由書の提出が求められている場合は、履歴書の志望理由欄を削除しても問題はありません。
その代わりに、自分の強みをアピールする欄にするなど、カスタマイズも工夫しましょう。

まとめ
  • 履歴書は基本的にPCで作成し、必要に応じて履歴書の項目をカスタマイズしつつ簡潔に記載するようにしましょう。