40代でUターン転職をするメリット・デメリットは?転職を成功させるためには

こんにちは!「40代」「Uターン転職」というキーワードで検索している人のなかには『地元に戻って伸び伸び子育てがしたい!』『両親と近くに住んで安心させてあげたい』と考えている人が多いのではないでしょうか。40代でUターン転職をすることには、多くのメリットがあります!慣れ親しんだ地元で安心して働けるだけでなく、通勤によるストレスがなくなるなど、より前向きに仕事へ取り組むことができますよ。そして、「仕事が見つかるだろうか?」とお悩みの方もご安心ください。

現在国や多くの地域、企業がUターン転職を歓迎し、転職希望者に向けた様々な支援制度を整えています。この支援をきちんと活用しながら、40代でのUターン転職を成功させましょう。

ただし、Uターン転職をすると家族の生活環境も変えることになりますので、事前にきちんと話し合いをしておくことが重要です。また、求人数の多い東京や大阪と比べ、仕事の探し方には工夫も必要です。

そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「40代のUターン転職」に関するノウハウを全てお伝えします。

※なお、最低でも2社以上の転職エージェントを利用するのがおすすめです!
なぜなら、複数の転職エージェントを併用すると以下のようなメリットがあるからです。

Point
  • 1.各転職エージェントのデメリットを打ち消して利用できる
  • 2.様々な視点でアドバイスをもらえる
  • 3.多くの非公開求人を確保できる
  • 4.複数の企業に内定した時に好条件で入社できる

目次

40代がUターン転職をするメリット5選

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大学進学と共に東北から上京し、20年ほど東京で働いています。最近両親が体調を崩すことも多く、そろそろ介護も必要になるかなと心配しています。そろそろ小学生に上がる子どもを自然のなかでのびのび育てたいという夢もあります。

Uターン転職を検討していますが、地方はやはり東京に比べて仕事が少ないイメージもあり、なかなか踏み出せずにいます。40代でもUターン転職は可能なのでしょうか?

40代になってくると、ご両親やお子さんと地元で暮らしたいと思う方は多くいらっしゃいます。ご家族との時間は大切にしたいですよね。求人数が東京や大阪などと比べて少ないことは事実ですが、地方だからこそ工夫次第でキャリアアップも期待できるというメリットもあるんですよ。

40代がUターン転職をするメリットを5つご紹介します。

メリット1 通勤時間が減り、家族との時間が増える

Uターン転職の何よりのメリットは、やはり家族との時間が増えることです。東京や大阪などビジネスの拠点が集まるエリアで働いている人の多くは、職場の最寄駅ではなく、少し距離のある郊外に住んでいます。このようなエリアは地方と比べて電車の路線が複雑で乗りかえも多く、「通勤」にかなりの時間や労力をかけている人も多いと思います。

総務省統計局の都道府県別の通勤時間をまとめたデータによると、1時間30分を超えたのは神奈川県・埼玉県・千葉県・東京都の首都4件となっています。それ以降も奈良県・兵庫県・大阪府と関西の中心府県が挙がります。

一方で、一番短いのは宮崎県の50分、次いで島根県・福井県・大分県と、九州地方・中国地方の県が短い結果でした。
通勤にかかる時間を減らすことができれば、その分大切な家族との時間を長く取ることができます。Uターン転職は、家族との過ごし方をより良くするチャンスです。

メリット2 家賃などの出費が減る

都会と地方で大きく変わるのが、様々な費用です。中でも家庭の支出を大きく占める「家賃」の価格相場が異なっています。

例えば2LDKのマンションで比較すると、東京都23区の1か月あたりの家賃相場は約10万円~25万円程度です。一方、先ほど平均通勤時間がもっとも短いとご紹介した宮崎県では、宮崎市でも家賃相場は5.8万円程度とかなり違いがあります。

家賃が月に数万円単位安くなると、家計がだいぶ楽になるという人もいるでしょう。

メリット3 職場環境が良くなる傾向がある

先ほど、Uターン転職をすると通勤時間が減り、家族との時間が増えることが多いとご紹介しました。このことにより私生活も充実し、また、満員電車や混み合った駅での乗りかえのストレスも少なくなります。

都会に比べて比較的自然に囲まれる環境のほうがリラックスできるという人も多いのではないでしょうか。同僚や上司がイライラすることも少なく心理的に安定していることで、働きやすい職場環境を手に入れることが期待できます。

メリット4 Uターンをする人への支援がある場合がある

現在、様々な業界においてUターンによる転職者を歓迎しており、手当等の支援を受けることが可能です。

大手転職サイトのなかには求人を検索する際に「Uターン支援をしている」という条件で絞れる機能を付けているサイトも多く、Uターンを支援する企業の多さがうかがえます。

また、国土交通省は各都道府県が運営するU・I・Jターン等のポータルサイトや市町村の情報を掲載する「ふるさとSearch(ふるさとサーチ)」を運営しているなど、国や地域も主体となってUターン転職を推進しています。

メリット5 人手不足の地域では即戦力になれる

東京や大阪では企業数も多いぶん人材も多く、転職における競争が厳しいため、希望のポジションに付くことが難しい傾向にあります。

一方、地方では人手不足に悩まされている企業も多く、これまで培ってきたスキルを即戦力として発揮できるケースがあります。裁量権を持ってのびのびと仕事をしてみたいという人や、自分が中心となって企業や地域を盛り上げることにやりがいを感じられる、という人にはぴったりな環境です。

まとめ
    Uターン転職では、プライベートの時間が増えるだけでなく家計や仕事面でもメリットが多いことが分かりました。悩んでいる人も、諦めずに一歩踏み出してみるのがおすすめです。

40代でUターン転職をするときに気をつけたい3つのデメリット

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家族のために…と考え始めたUターン転職でしたが、仕事面でもメリットがあるんですね。今の仕事では同期にライバルも多いですが、地方ではもっと自分らしさを活かしてのびのびと働けそうだと感じました!

Uターン支援制度というものがあるのも、心強くて安心できます。

ただし、40代からのUターン転職にはデメリットや注意点もあります。家族にも影響を与えることですから、これから解説することもしっかりと把握しておいてくださいね。

事前に押さえておきたい、40代のUターン転職のデメリットを3つ解説していきます。

デメリット1 希望する仕事がない場合がある

地方では都会に比べて企業数が少ない分、求人数も少ない傾向にあります。

厚生労働省の出している2019年度の都道府県別・正社員の有効求人数を見ると、東京・大阪などの都会では求人数が多い一方で、宮城・広島・宮崎などの地方ではぐっと少なくなっています。

東京都 約190万件
大阪府 約130万件
宮城県 約30万件
広島県 約40万件
宮崎県 約14万件

東京や大阪では多くの業種・職種・ポジションなどで選択肢が豊富にあるぶん、希望する仕事も見つけやすいですが、地方では希望する仕事が無い場合もあります。

デメリット2 年収が下がってしまう

Uターンをして地方へ転職すると、年収が下がってしまう可能性もあります。

厚生労働省の2019年度「平均求人賃金 (月給と定額的に支払われる手当)」を都道府県別に見てみると、先ほどの求人数と同様に都会と地方で数字に違いが出ています。

東京都 26万2,000円
大阪府 24万8,000円
宮城県 22万2,000円
広島県 22万3,000円
宮崎県 19万3,000円

ただし、先ほどご紹介したように人手不足の地域で即戦力として採用されることでキャリアアップを図ることもできますので、給与アップを見込めるケースもあります。

また、家賃など支出を抑えることが可能ですので、実際に手元に残る金額はさほど変わらないかもしれません。

デメリット3 ライフスタイルがガラッと変わってしまう

Uターン転職をするということは、「仕事」も「生活環境」も同時に変わるということになります。たとえ住居を移さない転職でもはじめは覚えることが多く、新しい場所に順応するのが大変ですが、生活環境も変わるとなるとさらに大きなライフスタイルの変化を覚悟する必要があります。

引っ越し後のライフスタイルについて家族間できちんと話し合っておき、家族で協力しあっていくことが大切になるでしょう。

まとめ
    都会での転職に比べ、Uターン転職の場合は求人数や条件に違いがあることが分かりました。また、家族のケアもしっかりと行いましょう。

40代からのUターン転職で失敗しないためのコツ3選

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Uターン転職には、都会での転職活動とは違った工夫が必要なんですね…。求人数が少ないなかで、私にも良い仕事がみつかるといいんですが。

メリットも大きいので前向きに行動してみたいと思いますが、正直まだ不安が残っています。

不安が大きいお気持ち、お察しします。ご家族にも関わることですから、失敗なく転職活動をしたいですよね。実は、40代からのUターン転職では失敗しないための「コツ」がいくつかあります。

転職活動に踏み切る前に、これらを押さえておきましょう。

Uターン転職での失敗を避けるために気を付けておくべきことをお伝えします。

コツ1 家族とよく話し合って決める

Uターン転職を検討する際には、通常の転職とは違い引っ越しや転校など家族の生活環境にも大きな影響を与えることになります。事前に家族と話し合いを持つことが大切です。

家族と時間を取るために転職をしたのに、家族に負担をかけてしまうことになれば本末転倒です。

転職先を決定する前にUターン転職をしたい理由や目指したいライフスタイルを伝えて納得してもらい、希望・意見をきちんと聞いてすり合わせをすると良いでしょう。

コツ2 自治体や企業のUターンサポート制度を活用する

先ほど、多くの地域や業界においてUターンによる転職者を歓迎しているとお伝えしました。この制度はなるべく活用し、転職活動を後押ししてもらいましょう。

企業側のサポート制度については企業の採用担当者やエージェントに問い合わせてみてください。地域の制度は国土交通省の「ふるさとSearch(ふるさとサーチ)」や市区町村の窓口で調べてみましょう。

コツ3 転職先が決まるまで退職はしない

転職活動をしていると「環境を変えたい」という思いが先走るあまり、次の転職先が決まっていないにも関わらず現職を退職してしまう人がいます。しかし、ブランクがあると転職の際に不利になってしまいますので要注意です。

最悪の場合次の仕事が決まるまでの期間が長引いてしまい、家族を養っていくことが困難になるケースもあります。

次の転職先が確実に決まるまでは退職しないようにしてください。

まとめ
    転職活動を始める前に気を付けておきたいポイントをご紹介しました。これらのポイントを押さえて不安を解消し、安心して転職活動を行いましょう。

Uターン転職を成功させる人の4つの特徴

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実際に転職活動の準備をするにあたり事前の下調べや自己分析をしたいと思いますが、Uターン転職の場合に考えるべきポイントはありますか?

Uターン転職を成功させる人には、実はいくつかの共通した特徴があります。通常の転職と違った観点で準備をすることがポイントです。

ここからは採用する企業側の視点に立ち、Uターン転職者に何を求めているかを見ていきましょう。そうすれば、どのように転職準備をすれば良いかが分かりますよ。

40代からのUターン転職を成功させる人に共通している、4つの特徴をご紹介します。

特徴1 転職前の実績が豊富

中途採用でもっとも重視されるポイントは仕事の「実績」です。大学を出たばかりの新卒や社会人歴の浅い20代のうちは「これから成長できるか」ということもポイントになりますが、40代になると採用選考のなかで「実績」が大きな割合を占めます。

特に40代の採用では、はじめからある程度のポジションや役職に就くことが想定されているケースも多いため、部下を教育できるだけの実績を求められることになります。

このことを踏まえると、これまで経験を積んできた業界のほうが転職の成功率は高まります。実績を活かして転職活動をおこなうのがおすすめです。

特徴2 キャリアや自分の強みがはっきりしている

40代で転職をする際には、自分の強みや進みたいキャリアイメージをしっかり持っていることが重要です。

若いうちは「これから自分の強みを探していきたいです」「御社でスキルを身に付けたいです」という主張は受け入れられることが多く、企業側が社員を育てていく傾向にあります。

しかし40代・50代になると「若手を育てる側」として見られ、「何ができるのか」を問われることになります。

自分のキャリアプランを明確に持ち、強みを裏付けるエピソードや、それを転職先でどのように活かせるかという具体的なイメージを持っておくことが大切です。

特徴3 転職理由が前向き

転職を検討しているほとんどの人は、「残業が多くてつらいから…」「通勤時間が長く体力的にきついから…」など、マイナスな理由を持っているというのが本音でしょう。

しかし、企業側に理由をそのまま伝えてしまうと「仕事に前向きではない」というマイナスイメージを持たれてしまいます。面接などでは、前向きな理由でアピールするのがおすすめです。

例えば通勤時間を理由にする場合でも、「通勤時間を短くすることで、もっと仕事へ前向きに取り組むことができ、結果的に〇〇という成果を出せると思いました」など聞き手が良い印象を持ちやすい伝え方をしましょう。

特徴4 地元の産業や特色をしっかりと調べている

ビジネスは様々な業界が密接に繋がりあっているため、地方に参入していくジネスマンにとっては、地元の産業や特色を把握していることが大切なポイントになります。

事前に下調べをしているという行動自体を見て「行動的」「リサーチができる」という印象を与えることもでき、「この仕事で活躍してくれそうだ」と具体的な活躍像を抱いてもらうこともできるでしょう。

また、地元の産業について理解を深めておくことで仕事をイメージしやすくなり、転職活動をスムーズにおこなえるというメリットもあります。

まとめ
    事前の下調べや40代ならではのポイントを押さえた自己分析が大切だということが分かりました。このポイントに沿って、転職活動の準備を進めていきましょう。

Uターン転職で転職先を見つける7つの方法

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だいぶ具体的なイメージがわいてきたので、家族に相談しながら転職先へアプローチしてみたいと思います。

ただ、求人サイトなどで探すと私の地元の求人があまりなくて…どうやったら良い転職先を見つけられるでしょうか?

全国展開している求人メディアでは、地方の求人はどうしても探しづらい傾向にあります。そのため、地域密着型のサービスや地域の自治体・商工会議所などに情報を求めるのがおすすめです。

地域・自治体によっても方法が異なりますので、いくつか紹介していきますね。ご自身の転職希望地域に合った方法を探してみてください。

Uターン転職先を見つけるのにおすすめな7つの方法をご紹介します。

方法1 ハローワーク

転職活動をする際、まずはハローワークを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ハローワークは厚生労働省が運営している無料の職業紹介所です。

実はハローワークは転職先の希望地域が具体的に決まっている人にとって仕事を探しやすくなっています。

職業安定法で「公共職業安定所は、求職者に対し、できる限り、就職の際にその住所又は居所の変更を必要としない職業を紹介するよう努めなければならない」と定められており、地域を絞って求人を探すことが可能なのです。

方法2 求人情報誌・新聞

駅やコンビニなどで見かけることのある求人情報誌や新聞も、Uターン転職の情報収集におすすめです。株式会社リクルートジョブズが発行する「タウンワーク」や株式会社アイデムが発行する「AIDEM(アイデム)」などが有名で、テレビCMで見たことがある人もいるでしょう。

インターネットで見ることのできる転職サイトとは違い、エリアごとに求人を掲載し配布しているため、希望地域が決まっている人は仕事を探しやすいでしょう。

方法3 知人の紹介

近年、メリットの多い採用方法として注目されているのが、社員が知人を紹介する「リファラル採用」です。

採用方法はいたってシンプルですが、企業側にとっては現役社員が「ぜひ紹介したい」と責任をもって推薦するほどの優秀な人材を見つけることができるチャンスです。転職者側も知り合いのいる環境で安心して入社することができ、双方にとってメリットの大きい転職ルートといえます。

地方の中小企業では「人からの紹介」を大事にしている企業も多いため、転職希望先の地域で働く友人に声をかけてみるのも良いでしょう。

方法4 各自治体の移住ポータルサイト

Uターン転職を歓迎している地方自治体には、移住ポータルサイトを運営しているところがあります。

地域特化型の転職サイトがまとめて紹介されていたり、Uターンに関するハウツーの特集ページがあったりと、その自治体への転職活動のガイド的役割を担ってくれる頼もしい存在です。

マッチングツアーやオンラインセミナーをおこなっていることもありますので、まずは情報をチェックしてみるのがおすすめです。

方法5 市町村の商工会議所

市町村の商工会議所のなかには、就職支援をおこなっているところがあります。

市町村への転職希望者の相談に乗ったり、地元企業の求人紹介や採用担当者との接続をしたりと、エージェントサービスのような支援をおこなっている場合もあります。就職応援説明会やセミナーを開催しているケースもありますので、こちらもチェックしてみましょう。

特に地域に根差した企業など、大手転職サイト等に掲載されていない企業と良いご縁があるかもしれません。

方法6 Uターン転職イベント

先ほども触れたように、Uターン転職は国や地域からも企業からも歓迎されています。そのため、Uターン転職希望者に向けたイベントは様々な団体によって開催されています。

転職イベントでは、最新の採用情報を取得できたり、転職先の企業の採用担当者からの話をきくことができたりと、転職活動の後押しになりおすすめです。

各自治体と商工会議所が共同でおこなう地域密着型のものもあれば、大手転職サイトや転職エージェントがおこなうエリア単位での転職フェアなどもあります。

方法7 地域に特化した転職サイトや転職エージェント

大手転職サイトや転職エージェントで求人を探していると、東京や大阪の求人は多数ある一方で、地方で検索をするとほとんど求人が掲載されていない…という場合があります。

そんな時は、転職先の地域に特化した転職サイトや転職エージェントを使うのがおすすめです。求人数が豊富なだけでなく、その地域特有の通勤環境や生活環境を踏まえたサポートが受けられるのもメリットです。

先ほどご紹介した、各自治体の移住サイトなどで紹介されていることもありますので、チェックしてみましょう。

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まとめ
    Uターン転職は国や地域、企業から歓迎されており、様々な方法で転職先を見つけられることが分かりました。近場での転職とは違った方法で転職先を探してみましょう。