20代が転職するときの服装選びのポイントは?男女別にご紹介

転職アドバイザー・星野

早大卒。新卒でIT関連の大手企業に入社後、営業として活躍。5年営業として勤務した後、人事に異動。採用業務に関わる。

その後、IT企業を退職して転職エージェント運営企業に転職し、キャリアアドバイザーとして求職者の転職を支援する。

現在は人材系コンサルティング会社で組織運営コンサルティングに携わり、人事的な側面から企業の経営をサポートしている。趣味は読書で、週に1冊は本を読む。

求職者・鈴木

明治大学卒。新卒で大手製紙メーカーに入社。営業として働いているが、自分のやりたいことは何かと考えるうちに現状に対して違和感を覚え、転職活動を始める。

現在妹も人生初の転職活動中で、色々と悩みを抱えている様子。兄としてサポートしてあげたい!と考えているようです。

こんにちは!転職アドバイザーの星野です!

いざ転職活動での面接を控えている人は、

『新卒採用とはどんな違いがあるのかな…』

『面接官はどんな所を見ているのかな…』

『どんな服装で面接に臨めばいいの…』

と悩みますよね。

星野

「面接官により良い印象を与える」ためには身だしなみをしっかりと整えることが大切です!なぜなら、身だしなみを整えることで、「あなたの第一印象をぐっとUP」できるからです。

そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「転職に相応しい服装」に関するノウハウを全てお伝えします。最後まで読めば、転職活動における面接時のマナーを理解でき、自信を持って面接に臨むことができますよ!

ジャンプできる目次

20代の転職にふさわしい服装とは?基本のポイント5選

鈴木

転職活動では、面接対策も重要ですよね?20代の中途採用での転職となると、キャリアはもちろんのこと、立ち振舞や、ビジネスマナーなども、厳しく見られている様な気がするので、抑えるべきポイントはしっかり把握し、事前準備をしたいと思っています!

星野

その通りです。新卒採用の面接とは違い、中途の採用面接では、社会人としてのビジネスマナーや立ち振舞は基本としてしっかり見られますよ。「メラビアンの法則」って聞いたことありますか?話し手が聞き手に与える視覚的な情報からの影響は55%と非常に高いのです。面接において、第一印象は非常に重要な要素と言えるでしょう。身だしなみから自信を持って面接に臨めるように、しっかりと準備をしていきましょう!

転職の際の適切な服装は?まずは5つの基本のポイントを抑え、第一印象をより良いものにしていきましょう!

ポイント1 髪型・服装ともに清潔感が第一

面接という場において、「清潔感」のある身だしなみを意識することは、最低限のマナーの1つでしょう。初対面でお会いする面接官の方は、あなたのために貴重な時間を割いているので、そこに対しての感謝の気持ちは忘れてはいけません。朝起きたての髪の毛にしわの入ったスーツでは、準備不足と捉えられ、その会社に入社したいという誠意が伝わりませんし、だらしのない印象の人に大事な仕事を任せたくはありませんよね。面接当日に焦ることのないよう、前日までに着用する衣服を整え、当日は余裕をもって準備することを心がけましょう。

ポイント2 業界や職種を意識した格好であること

業界や職種によっては、面接時に、「カジュアルな服装でお越しください」や、「私服でお越しください」など、指定を受けるケースもあるでしょう。特にアパレル系や、IT系、広告系の業界で見受けられます。「服装自由」=「なんでもいい」というわけではありませんので、迷った場合は清潔感のある、オフィスカジュアルを選ぶことをオススメします。

ポイント3 指定がない限りは原則スーツを着ること

特に指定がない場合は、スーツの着用が好ましいでしょう。ビジネスシーンにおいて、スーツの着用は基本と捉えられます。TPOをわきまえていることを示すためにも、特に指定がない場合は、原則スーツを着用しましょう。

ポイント4 スーツは自分の体格に合ったものを着ること

自分の体格に合った衣服を着用することは、相手にきちんとした印象を与えます。肩幅が合っていなかったり、丈が短かったりすると、だらしのない印象を与えてしまいますので、自分の身体にフィットした衣服を準備し着用しましょう。

ポイント5 リクルートスーツは着ないこと

リクルートスーツは、新卒採用のシーンで着用されることが主流であり、中途の転職活動でのキャリア採用の場では、あまり好ましくありません。リクルートスーツでは相手に実際に働いている姿をイメージされにくいですし、特に客先に訪問する営業職などでは頼りない印象を与えかねません。お金はかかるかもしれませんが、ネイビーやグレーなどの落ち着いたカラーのビジネススーツを準備しておくことが無難と言えます。

面接の場面では、TPOをわきまえ、相手にきちんとした印象を与えることが大切です。また、自分のために時間を割いてくれた面接官への感謝の気持ちを忘れてはいけません。「清潔感」のある身だしなみに加えて、気持ちのいい挨拶や、きちんとした言葉遣い、話す内容なども事前に準備して面接に望みましょう。

【コラム】面接の服装は大事?重要度はどれくらいなのか

鈴木

どんなに見た目に気を遣ったとしても、面接で話す内容の方がよっぽど重要なのではないでしょうか?

星野

もちろん、面接で話す内容は非常に重要です。しかし、本題に入る前に、面接官に「この人の話を聞きたい」と思ってもらえなければ、いくら内容のある話をしても、印象には残らないかもしれません。

「出会った数秒で、その人の第一印象は決まる」と言われています。面接本題に入る前に、出来る限り面接官に好印象を抱いてもらう為にも、第一印象が与える重要性をお伝えします。

 

人の第一印象は3~5秒で決まると言われています。面接官はあなただけではなく、他にも沢山の求職者の方に会っているので、人を見る際の重要視するポイントもありますし、目も養われているはずです。また、仮に一度悪い印象を与えてしまった場合、その印象を覆すことは容易ではありません。

実際に企業の採用担当者に、「面接時のマナーや振る舞いにおいて、重要視する項目を3つ、1位から3位の順位を付けてお答えください」という内容でアンケートをとったところ、以下の結果となりました。

 

※選択肢には「入退室の仕方」「あいさつ」「表情」「声の大きさ」「話すスピード」「言葉遣い」「目線」「姿勢」「身だしなみ」の9つ

1位(最も重視する項目)

「表情」(27.2%)、「あいさつ」(24.3%)、「言葉遣い」(18.4%)

2位(2番目に重視する項目)

「言葉遣い」(22.3%)、「表情」(18.4%)、「身だしなみ」(12.8%)

3位(3番目に重視する項目)

「身だしなみ」(17.5%)、「言葉遣い」(15.5%)、「表情」(14.6%)

1位、つまり最も重要視する項目に関しては、「表情」(27.2%)、「あいさつ」(24.3%)、「言葉遣い」(18.4%)といった項目を重視する人が多数派を占めますが、2位、3位(2番目、3番目に重視する項目)を見ると、徐々に「身だしなみ」と答える人が増えていき、3番目に重視する項目では、「身だしなみ」が17.5%と最も大きな割合を占める結果となりました。最重要といわずとも、評価を左右する要素であることは間違いないでしょう。

 

アメリカの心理学者であるロバート・メラビアンによって提唱された、メラビアンの法則では、話し手が聞き手に与える印象は「言語情報」が7%、「聴覚情報」が38%、「視覚情報」が55%と言われています。上記観点から、第一印象で良くない印象を相手に抱かせてしまった場合、折角内容の濃い話をしたとしても立て直すのはとても大変だということがわかるでしょう。面接での評価で勿体ないことにならないように、やはり、相手に「信頼感」を抱かせる清潔感のある服装と印象は大変重要なものでしょう。

面接においての事前準備には、身だしなみを整えることもマナーとして含まれます。あなたの第一印象をぐっとUPさせるためにも、面接の際の服装から意識してください。

【男性編】20代の転職での服装のマナー

鈴木

男性はビジネスシーンにおいて、スーツを着用する人が多いと思いますが、スーツといっても、色んな種類がありますよね?面接の場面でふさわしい服装を是非教えて下さい!

星野

細かく見ていくと、スーツの色や形・シャツの色、ネクタイや小物等、考えるポイントは意外にも多いですよね!

男性は、実際に入社後も取引先に訪問するシーンなども多く、入社後のあなたを想像する面接官も多くいるのではないでしょうか。相手に快く受け入れてもらうためにも、下記のポイントを注意しましょう。

「スーツ」落ち着いた色で無地のもの

スーツの色は、明るすぎない黒や紺、グレーなどが好ましいでしょう。また、派手なデザインの柄物よりも無地の方が無難です。ボタンは3つボタンなら真ん中のみ、二つボタンであれば、上だけをとめるのが正しい着こなしです。ご自身の体格に合ったサイズのスーツを着用しましょう。

「シャツ」白や薄いブルーなど清潔感があるもの

白のシャツが基本とはなりますが、清潔感のある印象を与える薄いブルーなども適切でしょう。あまり光沢のある生地等は控え、袖口や襟元などに汚れがないかも確認しておきましょう。また、しっかりとアイロンのかかったシャツを着用して下さい。

「ネクタイ」無地やストライプで派手にならないもの

ネクタイはスーツの色見に合わせ、あまり派手な色は避けましょう。また、柄に関しても派手なデザインの物ではなく、無事やストライプなどのシンプルな物が適切です。

「ベルト」革素材でシンプルなもの

ベルトは皮が剥げていたりしていませんか?バックルやベルト自体が派手な物は避けましょう。また、ベルトの色は靴と揃えるとベターでしょう。

「靴下」黒や紺の無地のもの

靴下は、スーツの色見を考慮し、黒や紺の無地なものを選ぶようにしましょう。

「腕時計」ブランドが目立たなくて派手な装飾のないもの

携帯電話等で普段時間を確認する方も、面接の場では腕時計を付けることをおすすめします。ブランド物や派手な装飾のあるデザインは避け、黒や茶の皮の物や、シルバーなどが一般的です。

「バッグ」黒や紺、ブラウンでA4サイズのビジネス用のもの

面接の場で資料を頂いたりすることもあるので、A4サイズが入る手を離しても自立する物を選びましょう。また、派手なデザインの物や、ラフなトートバック、リュックなどは控えましょう。

「アクセサリー」結婚指輪以外は外す

ビジネスシーンを意識し、ネックレスや指輪、ピアスなどは外しましょう。結婚指輪は着用していても問題ありません。

「髪型」眉毛や耳を隠さずナチュラルなセットをする

髪型は清潔感を意識し、顏の表情がしっかり見えるよう、長さも調整しましょう。寝ぐせや、跳ねはスタイリング剤などで、しっかり整え、ラフな印象を与えないナチュラルなセットを心がけましょう。またその際に、眉毛や耳は隠れない様に意識して下さい。

男性は清潔感や健康的に見えると相手に好感を与えられます。シャツがヨレヨレだったり、ぼさぼさの髪では、だらしない印象になり、頼りなく映ってしまいます。面接の内容自体はもちろん大事ですが、事前準備をしっかりとし、身なりから自信を持って面接に臨みましょう。

【女性編】20代の転職での服装のマナー

鈴木

現在妹も転職活動をしているようなんです!新卒採用の際に使用したリクルートスーツを引っ張り出していたようですが、大丈夫かな…。転職の面接に相応しい女性の服装のマナーに関してアドバイスしてあげたいので、教えて下さい。

星野

優しいお兄様ですね(感涙)女性の場合は、オフィスカジュアルの場合でも、男性よりもレパートリーも多く悩まれる方は多いのではないでしょうか?

女性の場合は、服装や髪型に加えて、メイクや小物など、身だしなみを整える要素は沢山あります。また、普段の仕事においてスーツを着用していない方も多いのではないでしょうか。面接の場にふさわしい身だしなみとマナーに関して、以下のポイントを注意しましょう。

「スーツ」落ち着いた色で無地のものでスカートが無難

スーツの色見は、紺やグレーなど比較的落ち着いたカラーが好ましいでしょう。また、生地はラメ素材や派手な柄等は控え、無地が無難といえますが、ストライプ柄などは洗練された印象を与えることができます。ジャケットはノーカラーでも良いですが、襟付きの方が、きちんとした印象になります。総合職や営業職では、パンツスタイルも人気ですが、事務職や内勤のお仕事の採用面接であれば、老若男女から好印象を持たれやすい、スカートの方が無難かもしれません。ただし、スカートの丈はご自身の体形に合わせ、短すぎない様に注意しましょう。膝が隠れる丈で、タイトなものは避けます。

「シャツ」明るくて清潔感のあるブラウスまたはカットソー

インナーは、白や淡いピンクやブルーなど、爽やかな色見を選びましょう。また、明るい印象でも派手な柄等は控えます。ブラウスの場合は襟元などは、しわがない様に確認しておき、カットソーであれば、胸元が開放的でないアイテムにします。カットソーの場合は、カジュアルな物より綺麗めなアイテムを選択して下さい。

「靴」ヒールが3〜5cmくらいの黒のパンプス

動きやすさや、デザイン性は大事ですが、面接時の靴はベーシックな黒のパンプスが好ましいです。あまり細いヒールや、高いヒールは不向きですので、シンプルなアイテムをご着用下さい。

「ストッキング」肌色のナチュラルなものを必ず着用

ストッキングは、肌の色に合わせ、肌色のナチュラルなものを着用しましょう。最近ではデザイン性のある柄物や、秋冬になると黒いストッキングを着用される方もいらっしゃいますが、面接時では控えましょう。素足はNGです。

「バッグ」A4サイズで自立するシンプルなもの

女性は選べるアイテムが豊富かと思いますが、派手なブランド品などは面接の場では不適切ですので気をつけましょう。面接時には会社のパンフレットや資料などが配布されることもあるので、A4サイズの自立したものを選択し、足元や椅子の横に置いた時に話の途中で倒れない物にします。口は閉じるものを選び、シンプルなデザインで落ち着いたカラーのアイテムを選んでください。

「アクセサリー」シンプルなネックレスやピアスは着用可

アクセサリーは小振りでシンプルなデザインであれば、着用しても問題ありません。宝石や装飾の目立たない、ワンポイント程度にしましょう。また、結婚指輪以外の指輪をいくつも重ね付けするのも控えましょう。

「メイク」ナチュラルで健康的なメイクを

メイクはあくまでも、ナチュラルメイクが基本です。薄すぎるメイクや、濃すぎるメイクではなく、ご自身の表情が明るく映るように、心がけましょう。顔色が明るくなるように、リップやチークは入れ、健康的な印象に。目元は、ブラウン系の落ち着いたシャドーなどで、つけまつげやマツエクなどは、ボリュームや長さには気を付けて、あくまでもナチュラルメイクを意識しましょう。

「髪型」長い人はひとつにまとめ、前髪は眉毛にかからないように

髪型は、新卒採用とは異なり黒髪でなくても構いません。しかし、カラーリングをされている方は、根本がプリン状態になっていたり、毛先がパサついていると、だらしない印象に映ります。ビジネスシーンに相応しく、派手なカラーは控えましょう。また、髪の長い方は、ひとつにまとめ、前髪の長さがある方は、面接時にしっかりと表情が見えるように留めるなどして、眉毛にかからない長さが好ましいです。前髪がない方は、サイドにまとめるなど工夫しましょう。

ファッションや、メイクなど、オシャレに気を配る女性は多いと思います。ですが、ついつい着飾りすぎて派手な印象にならないように、ビジネスシーンに相応しい身だしなみで、「清潔感」のある、知的で落ち着いた印象を目指しましょう。

服装は自由と言われたときは何を着たらいい?男女別にご紹介

鈴木

面接で「服装自由」と指定がありました!ただ、何を着て行ったらいいのか、何が正解なのかも分かりません。その場合の無難な服装はどの様なものでしょうか?

星野

最近では企業側から、服装自由の指定を受けるケースが増えていますね。「自由」とはいえども、節度のある身だしなみを意識することが大切です!

業界や業種によっては、「服装自由」と指定があるケースもあります。こういった企業の背景には、「より自分らしさを引き出したい」、「ラフな社風」であることを伝えたい、「個性を見出したい」など、様々な理由があります。受ける企業や、職種によって、どんな意図があるのかを考える必要があります。ここでは、男女別に以下の注意ポイントをご紹介します。

【男性】取引先でも浮かないビジネスカジュアルを意識

IT業界などでは、私服が認められている企業も多く、面接の場でも「服装自由」な事が多く見受けられます。職種によっても異なりますが、フロント営業に立つ場合は、特に取引先に行ったときに失礼がないかを指標にしましょう。取引先に行った際には、あなたが会社の顏となりますので、ジャケットを着用するなどして、より好感度の高い服装を心がけましょう。実際にその募集ポジションで働く際の服装をイメージしてみると良いでしょう。スニーカーなどは避け、黒かネイビー、もしくは茶系の、きれいめな靴でトータルバランスを取りましょう。

【女性】オシャレさよりも好感・清潔感のあるコーディネートを

特に女性は、ファッションにメイク、アクセサリーなど、オシャレに気を配る方も多いでしょう。しかし、ビジネスマナーを踏まえた、場をわきまえた服装でないといけません。面接を受ける会社には、決して遊びに行くわけではありません。選ぶアイテムも豊富で迷われるかもしれませんが、やはり「清潔感」があり、「オフィスで浮かない」服装であることは重要です。ブランド品や派手な装飾は避け、落ち着いた清楚な印象を心がけます。

また、Tシャツやデニム、スニーカーなどといったカジュアルすぎる物も避け、ブラウスやカットソーにカーディガン、もしくはジャケットを選ぶと良いでしょう。パンツでもスカートでも、自分らしい物を選んで良いですが、生地感、丈感など、季節からずれていないか、派手でないか、全体のコーディネートにまとまりはあるかなど意識しましょう。相手に好感を抱かせ、まずはこの人の話を聞いてみよう、と思って貰える第一印象を意識しましょう。

休日に着るようなカジュアルすぎるアイテムは絶対にNG

会社によっては、入社後にデニムや、スニーカーなどの服装が認められている企業も増えてきました。しかし、面接の場では、そのような、デニム生地や、スウェット、Tシャツやパーカーなどは好ましくありませんし、相手へのリスペクトや配慮に欠けた失礼な印象を与えてしまいます。また、ブーツやスニーカーなども不適切です。あくまでも面接ですので、節度あるTPOをわきまえた服装を選びましょう。

服装は自由とあれど、面接官はTPOをわきまえている人なのかも含めて、選考でチェックします。身だしなみや服装に関しては、事前に準備ができるので、失敗することを未然に防げる項目です。しっかりと対策をして、面接でマイナス評価とならないように気をつけましょう!