転職アドバイザー・星野
早大卒。新卒でIT関連の大手企業に入社後、営業として活躍。5年営業として勤務した後、人事に異動。採用業務に関わる。
その後、IT企業を退職して転職エージェント運営企業に転職し、キャリアアドバイザーとして求職者の転職を支援する。
現在は人材系コンサルティング会社で組織運営コンサルティングに携わり、人事的な側面から企業の経営をサポートしている。趣味は読書で、週に1冊は本を読む。
求職者・鈴木
明治大学卒。新卒で大手製紙メーカーに入社。営業として働いているが、自分のやりたいことは何かと考えるうちに現状に対して違和感を覚え、転職活動を始める。
こんにちは!転職アドバイザーの星野です!仕事に疲れたと考えている人は、
『やらなければならないとわかっているのに、仕事がはかどらない……』
『早く仕事を終わらせて帰りたいけど、効率的に進められない……』
『転職したらこの疲れから開放されるかも……』
と悩みますよね。
仕事の疲れを解消するためには、肩の力を抜き、転職も視野にいれながら仕事に向き合うことが大切です! なぜなら、自分の仕事に向き合うことで、疲れの原因を知ることが可能になるからです! そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、仕事に疲れた時の対処法と、あなたにとって最適な転職活動ができるノウハウを全てお伝えします。 最後まで読めば、仕事に対する疲れから自分を解放することができます!
目次
仕事に疲れたと感じてしまう理由7選
身体の病気でもないのに、仕事に疲れを感じることはおかしいのでしょうか。
大切なのは、なぜ疲れているのか原因をつきとめることです。
ほぼ毎日向き合わなければならに仕事ですから、疲れを感じるのも不思議なことではありません。しかし、疲れたままでは生活や健康に支障がでてきてしまいます。健康的な毎日を送るために、まずは仕事に疲れた原因を確認しましょう。
理由1 頑張っているのになかなか評価されない
毎日一生懸命仕事に向かい、成果をあげようとしているのに、なかなか上司から評価されないということもあるでしょう。どんなに努力しても評価されないのだと思うと、徐々にやる気が薄れてきて、仕事が嫌になるかもしれません。
この「嫌」という気持ちが、実は「疲れ」に繋がっている可能性があります。なかなか努力の過程を評価されることはありませんから、無理をしてでも結果を出そうとすると余計に疲れに繋がってしまうこともあるので注意が必要です。
理由2 人間関係がうまくいってない
どんな会社で就業していても絡んでくるのが、人間関係です。上司や同僚、クライアントなど、様々な人とコミュニケーションを取る中で、どうしても合わない人は出てきます。相手と適度な距離感を保てないと、さらに疲弊してしまいます。無理をしすぎず、相手に合わせすぎないことが重要なポイントになります。
理由3 長時間労働や低賃金など労働環境が悪い
休日出勤や残業など、長時間労働はどうしても体に負担がかかります。頑張れば頑張るほど疲れが溜まりますし、さらに低賃金など適切な評価が得られないような環境の場合ほど、疲れを強く感じてしまうものです。仕事への疲れを軽くしたいとはいえ、残業が全くない仕事と出会うのはなかなか難しいものですから、体に無理のない範囲でできる仕事がベストでしょう。
理由4 仕事の内容が向いていない
魅力的な会社に入社したからといって、必ず自分のやりたい仕事ができるわけではありません。自分とは合わない仕事の部署へ異動させられたり、そもそも想定と違う仕事を任される可能性もあります。向いていない仕事を楽しむのは難しいことですから、毎日行っているうちに必然的に仕事に対する疲れを感じてしまうのです。
理由5 頑張りすぎている
仕事に疲れを感じる原因として、頑張りすぎていることもあげられます。責任感が強い人ほど頑張りすぎてしまう傾向があり、せっかく任された仕事だから、 自分にしかできない仕事だからと、無理をしてまで頑張ってしまうこともあるかもしれません。次第にプレッシャーになってしまうこともあり、どんどん疲れたという気持ちが強まる可能性がありますので、注意しなければなりません。
理由6 スキル不足で仕事に不安を感じている
思っていた以上に仕事が難しい内容で、自分のスキルに不安を覚えることもあるでしょう。常に不安にさらされている状態はストレスにつながります。自分がスキルアップをしていくしか方法はありませんが、突然スキルが向上するわけでもないので、仕事の疲れから解放されるには時間がかかってしまうはずです。
理由7 生活リズムの乱れで肉体的に疲れている
肉体的な疲れの大きな原因の一つとして、生活リズムの乱れが挙げられます。睡眠不足や深夜の食事など、生活リズムが乱れれば乱れるほど、体はどんどん疲弊してしまいます。その状態が続くと、病気にもつながってしまう可能性がありますので注意が必要です。
仕事への疲れを感じる原因は、精神的なものと肉体的なものの二つに分かれます。どちらのも体の不調につながる可能性がありますので、疲れの原因を適切に把握して、少しでも疲れを取る努力をすることが重要です。心と体のバランスを、しっかりとっていきましょう。
仕事に疲れたときに試してほしい6つの対処法
毎日疲れたなと思いながら仕事をしていると、それだけでもストレスの原因になります。仕事に対して憂鬱な気持ちになったり、仕事自体を辞めたくなったりする可能性もありますので、簡単に出来る対処法を実践して仕事の疲れを取るようにしましょう。
対処法1 肩の力を抜いて仕事してみる
毎日気を張った状態で、完璧に仕事を仕上げることを目指して働いていませんか。ミスをしないことは大切ですが、緊張状態が続くとその分、疲れが出てしまいます。時には肩の力を抜いて、今日やらなくてもいい仕事を明日に回してみたり、ほどほどに取り組む日をつくることもおすすめです。緊張状態を緩和しながら仕事に取り組めるようになれば、疲れを感じにくくなるでしょう。
対処法2 人間関係はあくまで仕事上のものだと割り切る
友達同士の関係とは違い、仕事上での人間関係はストレスが溜まることも多くあります。しかし、上司やクライアントなど、どうしても付き合わなければならない相手は出てきます。全ての人と良好な関係を築こうとせず、あくまでも仕事上の関係だと割り切って接するようにすると、無駄な疲れが減ってくるはずです。
対処法3 信頼できる人に相談してみる
自分自身で解決できそうにないと思ったら、信頼できる人に相談してみることも一つの方法です。相手は、同僚でも上司でも、友達でも、信頼できる人であれば誰でも構いません。ちょっとした愚痴や、不安に思っていることなどを口に出すことで、自分の自身の気持ちの整理されてすっきりとした気持ちになれ、頑張る意欲が湧いてくる可能性が高まります。
対処法4 いい人をやめて嫌なことをはっきりいうようにする
嫌な仕事でも断れなかったり、不満に思ってることも口に出せず、つい「いい人」を演じてしまうこともあるかもしれません。しかし、頼まれたことを全て受けてしまうと、どうしても疲れが溜まってしまいますし、仕事に対してネガティブな気持ちが出てきてしまいます。自分でなければならない仕事以外は無理に引き受けず、時には断ることで自分自身を守るようにしましょう。
対処法5 思い切って休暇を取る
どうしても疲れて、思うように体が動かない時や、仕事を進められそうにない時は、休んでしまうのも一つの手です。1日ゆっくりと休み、リフレッシュすることで、翌日から元気を取り戻して仕事に向かうことができるようになるのであれば、その休みは非常に有効ということです。周りの社員に迷惑をかけるような休み方をしてはいけませんので、緊急時でも連絡が取れるようにしておくなど、最低限の準備を整えて休暇を取りましょう。
対処法6 転職も視野に入れる
どんな対処法をしても前向きな気分に切り替えることができない場合は、転職を視野に入れてみましょう。現在の仕事や職場がどうしても合わない場合には、疲れを取ろうと頑張っても無意味なものになってしまいます。早く疲れから解放されるためにも、健康的な毎日を送るためにも、転職をするのは有効な方法なのです。
楽しい仕事であっても、なんだか疲れていて頑張れないという時は必ず出てきます。
やる気が出ないなんて甘えているんじゃないかと思うこともあるでしょうが、実はストレスを感じるほど頑張りすぎているのかもしれません。ご紹介してきた対処法を試しつつ、どうしても改善が見られない場合には転職活動を行い、自分に合った新たな環境を探してみましょう。
仕事に疲れた人が転職をすべき4つのサイン
転職活動するにはエネルギーが必要ですし、今の会社から離れる勇気も必要です。闇雲に転職をしてやっぱり前の会社に戻りたいと思っても時すでに遅し、となってしまいますので、転職活動は慎重に行う必要があります。しかし、早く転職をした方が良い場合もありますので、転職すべきタイミングだというサインを見逃さないようにしましょう。
サイン1 どうしても人間関係が改善できない
仕事に対する疲れを感じた時に自分の力で対処できることも多くありますが、自分ではどうにもできないのが人間関係です。嫌な相手と距離を取るようにしていても、仕事上、どうしても接しなければならないこともあるはずです。人間関係に強いストレスを感じ始めた時は、転職活動をスタートさせるタイミングと言えます。
サイン2 どんなに休んでも体の不調が良くならない
どんなに体を休めていても疲れや不調を取り除くことができない時は、速やかに転職活動を始めましょう。自分でも知らないうちにストレスを溜め込んでいて、そのまま仕事を続けているとうつ病などの病気になってしまう可能性もあります。仕事をするためにも体が資本ですから、健康な状態で仕事に打ち込める環境に移ることが重要です。
サイン3 1年以上働いても、仕事自体が向いていない、苦痛だと感じる
仕事を始めたばかりの時に「仕事が向いていない」と感じるのは、慣れも大きく関係していますが、1年以上仕事を続けているにもかかわらず向いていないと思うなら、本当にその仕事があっていない可能性があります。頑張って続けてみたとしてもストレスが溜まるばかりですので、転職をして自分に合った職場を探しましょう。転職活動する時は、仕事を見つめ直しどんな部分が合わなかったのかを確認するようにしてください。
サイン4 どんなに頑張っても待遇や労働環境が良くならない
一生懸命頑張って結果を残したとしても、給与などの待遇が変わらず報われないこともあるでしょう。また、労働環境が改善されず、長時間労働を強いられたり、無理難題を押し付けられることもあるかもしれません。こういった状況を自分一人で解決するのは難しいので、適切な評価を受けられる新しい会社に身を置いて、納得のできる待遇を手に入れましょう。
転職活動を始める目安のタイミングとしては、仕事に疲れたと感じる要因が自分自身では取り除けないと判断した時です。どんなに頑張ってもストレスや疲れがたまる一方ですから、早めに決断をし、転職活動をはじめてください。あくまでも健康第一!
仕事に疲れ続ける前に、ストレスを切り離すということを忘れないようにしましょう。
【コラム】転職に罪悪感を抱いている人へ。その責任感は他の会社で役立ちます
悪いことをしているわけではないのに、転職をするとなると罪悪感を抱えてしまう人もいるでしょう。罪悪感を感じるということは、今の仕事に対する責任感が強いということでもあります。その責任感は、転職活動において有利になるのでしょうか。
転職活動をする時に罪悪感を感じてしまうパターンはいくつかあります。例えば、慢性的な人手不足の場合、自分が抜けるとみんなにかけてしまうと考えてしまうでしょうし、上司から期待されている場合は裏切ったような気持ちが生まれてしまいます。在職中に転職活動を始めた時には、より一層罪悪感が増してしまうことすらあるのです。転職活動で罪悪感を感じるのは3割程度の人だと言われていますが、そのうち9割近くの人は転職活動を続けています。「育ててもらった」という恩はあるかもしれませんが、あくまでも大切なのは自分の体であり、自分の将来だからです。罪悪感に負けることなく、割り切って転職活動をしましょう。そして、転職活動に罪悪感を感じるほどの責任感は、他の企業で就業する時も役に立ちます。新しい会社のメンバーやお客様に対する責任、仕事に対する強い責任感は、自分のキャリアアップや会社自体の成長に繋がっていくはずです。
転職活動をするのに大きな理由は必要ありません。ちょっとでも転職という言葉が頭をよぎったら、 転職活動をスタートさせてもいいでしょう。転職に踏み切るのは早すぎると思うかもしれませんが、内定をもらったからといって必ずしも転職しなければならないわけではありませんし、転職活動を通して今の会社の魅力に気づくこともあるかもしれません。自分の将来を見据えて、より良い道を選んでください。
仕事を辞める前にプロに相談しておこう。オススメの転職エージェント
「転職しよう!」と決断をすると、一刻も早く仕事を辞めたくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、焦って仕事を辞めても次の仕事が決まっていなければ、生活不安に陥ることになります。本当に効率的に転職を進めたいのであれば、プロに相談をしましょう。
転職活動のプロといえば、転職エージェントです。
数多くの企業の求人を扱っているのはもちろん、様々な企業の採用担当とも交流があるため、どのような人材が求められているのかなど、転職活動を有利にするたくさんの情報を持っているからです。高収入、ハイキャリアの転職を目指すのであれば、JACリクルートメントがおすすめです。外資系やエグゼクティブ管理職の転職に強く、より良い条件で転職できるようサポート体制もしっかりしています。案件も豊富ですから、複数企業を比較することができるのもメリットのひとつです。
たくさんのお仕事の中から、自分にぴったりの仕事選びたいのであれば、リクルートエージェントが良いでしょう。とにかく豊富な案件を持っているので、他社では扱っていない仕事も紹介してもらえる可能性があります。
また、女性の転職に強いのは、パソナキャリアです。配偶者女性でも働きやすいお仕事を多く取り扱っていたり、希望の条件にあった職場を紹介してくれます。なかでも、親身なサポートが高い評判の秘訣です。
転職は、人生に大きな影響を与える、重要なイベントの一つです。中途半端に妥協すると、また後悔することになりかねません。あなたにぴったりなプロの転職エージェント選んで、希望条件にぴったりなお仕事を探しましょう。