【この記事でお伝えすること】
・日本における年収600万円の人の実態
・年収600万円は税金面を考えるとお得な収入!
・年収600万円を稼ぐ仕事につくためにやるべきこと
・年収600万円を稼ぐ仕事につくためにおすすめの転職エージェント
転職アドバイザー星野

早大卒。新卒でIT関連の大手企業に入社後、営業として活躍。5年営業として勤務した後、人事に異動。採用業務に関わる。
その後、IT企業を退職して転職エージェント運営企業に転職し、
キャリアアドバイザーとして求職者の転職を支援する。
現在は人材系コンサルティング会社で組織運営コンサルティングに携わり、人事的な側面から企業の経営をサポートしている。
趣味は読書で、週に1冊は本を読む。
求職者・鈴木

明治大学卒。新卒で大手製紙メーカーに入社。営業として働いているが、自分のやりたいことは何かと考えるうちに現状に対して違和感を覚え、転職活動を始める。
こんにちは!転職アドバイザーの星野です!高収入を得たい!と考えている人は、
『今の会社に務めていたら年収は上がっていくのだろうか……』
『転職をしても条件は大して変わらないんじゃないか……』
『自分が高収入を得られるためには、どんな方法をとればいいんだろう……』
と悩みますよね。
「高収入を得ていく」ためには自分のキャリアを見直して、そのうえで適切な転職サービスを使っていくことが大切です! なぜなら、自分を見つめなおして転職を適切に行っていくことで、「自分のキャリアやスキルに合った年収のお仕事に出会うこと」が可能になるからです! そこで、この記事では転職アドバイザーの目線から、「年収600万円の仕事に就くため」のノウハウを全てお伝えします。 最後まで読めば、年収600万円を得ている人がどんな人なのかを理解でき、さらに年収600万円を目指すために役立つ転職サービスを知ることができます!星野
この記事の目次
気になる年収600万の実態とは?税金や手取り貯蓄額は
鈴木
星野
年収600万円を目指すのは難しい!? 今の日本のデータを見てみよう!
年収600万円台の人は約16人に1人
年収600万の手取りは約470万前後
年収600万の貯金額は毎月10万程度
20代前半で年収600万円台はほとんどいない
女性で年収600万以上は5.9%とごくわずか
年収600万円台の人は約16人に1人
小学校のクラスで考えると、1クラスに2人くらいいる計算になります。しかし、この数字は年代を問わず計算をしているので、単純に同級生にそれだけの人数がいるわけではありません。しかし、日本全体で見ると年収600万円の人がこれだけいるとはなかなか実感できないのではないでしょうか。実際、16人に1人の社会人がしっかりと高収入を稼げているようです。
年収600万の手取りは約470万前後
しかし、年収600万円の人も手取り額にしてしまうと約470万円まで下がってしまいます。サラリーマンであれば額面上の年収から税金や保険料を引いた額が手元に入ってきますので、総額130万円ほどが引かれている計算になります。毎月のお給料とボーナスを併せて、実際に銀行口座に振り込まれる年間の総額が約470万円です。意外と少ないと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年収600万の貯金額は毎月10万程度
あくまでも平均額なのですが、しっかり堅実に貯金をされている方が多いですね。年収600万円ほどあると生活にもゆとりができてくるので、毎月10万円の貯金ができるのでしょう。年間120万円の貯金ができるので、この貯めた分を老後の蓄えに回したりライフステージごとの出費に備えたりと計画的なライフプランを立てている人が多い印象です。
20代前半で年収600万円台はほとんどいない
年収600万円台に届いている人は多くの場合、40~50代の働き盛りが中心になります。20代前半で年収600万円に到達している人はほとんどいないのが現実です。そのため年収600万円を目指す場合、今いる会社に長く勤めて時間をかけて努力するのが通常のルートになると思います。
しかし最近では、外資系の企業やIT系の企業でその人の能力等に合わせて給与形態を柔軟に変える所も増えてきています。こうした企業で自分の実力を買ってもらう方法も近道ですね。
女性で年収600万以上は5.9%とごくわずか
女性に絞ってみていくと、なんと年収600万円以上の女性は5.9%程度と大変少なくなってしまいます。やはり日本では今でも、女性は非正規雇用の人が多かったり女性特有のライフステージ(結婚・出産・子育て)がありキャリアが停滞してしまったりするため、なかなか実力が評価に反映されにくい現状があります。女性で年収600万円を目指すのは難しいことが数字に表れていますね。
若手のうちに年収600万円を目指すのは難しい! 40~50代でようやく手に入る年収というのが現実。
【コラム】年収600万は税金を安く抑えられるお得な年収?
鈴木
星野
年収600万円は実は、手取り額を増やしていくのにとても都合の良い金額だった!
手取り額とは額面上の金額から税金・保険料などを引いた手元に残る支給額です。このように引かれてしまう税金の額は、少し複雑な仕組みで決定しており、額面上の額から給与所得控除や基礎控除などが引かれたものを「課税所得金額」と呼び、その額が「課税対象」となります。その「課税所得金額」に税率をかけたものが所得税額になります。額面上の額で年収600万円の場合、平均的な控除額を引いていくと課税所得金額は300万円前後となります。
そもそも所得税は累進課税制度といって、所得が増えれば増えるほど、税率が上がるシステムとなっており、課税される所得金額が195万円以上330万円以下の場合は、税率は10%、330万円以上695万円以下の場合は倍の20%と設定されています。
つまり課税所得金額を330万以内とし、所得税を10%に抑えるラインが、年収600万円だということなんですね。
所得税等の仕組みを考えると、年収600万円というのは手取りを増やすためにちょうど良い金額!
年収600万稼ぐ仕事に。転職のときのポイントとは
鈴木
星野
年収600万円を稼ぐお仕事に就くための、重要なステップをしっかり学んでいきましょう!
ポイント1 自己分析や他己分析でキャリア・資質を正しく理解する
ポイント2 ゼロからのキャリアでは難しい? 未経験の業界や職種は避ける
ポイント3 提示給与が希望通りでない場合は年収交渉を行う
ポイント4 高年収企業の紹介実績が豊富な転職エージェントを利用する
ポイント1 自己分析や他己分析でキャリア・資質を正しく理解する
年収600万円ほどの収入を得られる職業は、雇用先に高い付加価値を与えられる人でないと就くことはできません。そうなってくると、自分のできることや、どんな価値を与えられるかを理解することが重要となってきます。そのためにも今の自分にできることや性格などを徹底的に分析して、自分が一番高いパフォーマンスを発揮できる分野や環境を見つけることも重要となってきます。しっかりと自分を見つめなおして、自分のキャリアの棚卸しをしていくことが、最初に行う重要なステップです。
ポイント2 ゼロからのキャリアでは難しい?未経験の業界や職種は避ける
前述した通り、高収入になればなるほど会社への貢献度・付加価値が求められます。そうなってくると未経験業界・職種への転職はおすすめできません。これまで積み重ねてきた経験やキャリアがイチからのスタートとなるため、高収入の案件での採用はなかなか見込めなくなってきます。これまでの経験やキャリアを適切に見直して、それを活かせる経験者募集のものを見ていくのがより良い選択といえるでしょう。
ポイント3 提示給与が希望通りでない場合は年収交渉を行う
いざ転職活動で面接・採用となったときに自分の希望する額よりも低い給与を提示されることは良くあります。多くの転職メディアに載っている「給与欄」の最低額を提示されてしまうのが普通なんです。企業側としても雇う人のスキルをまだまだ判断しかねているからこそ、このようになってしまいます。
自分のスキルや経験がしっかり活かせると判断した時は、その理由を添えて年収交渉を行うのも一つの手です。あなたの実力に応じた金額だと判断してもらえれば、交渉がうまくいくことだって十分にあり得ます。
ポイント4 高年収企業の紹介実績が豊富な転職エージェントを利用する
年収交渉や高年収の求人は、しっかりと自分のスキルや経験を棚卸して適した転職活動を行っていないと難しいのが現状です。そのため、一人で全てを抱え込んでしまうのではなく、高年収企業の紹介実績が豊富な転職エージェントを活用していくのが現実的な方法と言えます。高年収の求人になればなるほど、一般的な転職メディアには公開されていない「非公開求人」になることが多いので、本気で目指したいという人にはこの方法がおすすめです。
一般的な転職ではなく、高収入を目指す転職には、それに適した方法や手段をしっかり取るのが重要です!
年収600万稼ぐなら。高収入向け転職エージェントの3つの特徴
鈴木
星野
転職エージェントといっても様々ですが、その中で選ぶポイントがあります!
1つ目 キャリアを活かした高収入な転職先を紹介してくれる
2つ目 高収入求人のみを取り扱っている
3つ目 経験豊富なヘッドハンターがスカウトしてくれる
1つ目 キャリアを活かした高収入な転職先を紹介してくれる
前述のとおり高収入な仕事に就くためには、自分のスキルやキャリアを活かして行うのが基本となります。そのため、自分のスキルやキャリアに合った場所を的確に紹介していくれる転職エージェントを選ぶ必要があります。エージェントによって、業界や職種の強みが違うため、そこは事前によく調べるべきポイントです。
また、大手エージェントは総合的に幅広く求人を扱っていますが、所属している専任アドバイザーにも、得意不得意があったり、専門分野にだけ特化した人がいたりしますので、自身の希望の業界、職種をしっかり伝えた上で、キャリアプランを一緒に考えてくれるようなエージェントを探してください。
実際にいくつか登録してみて、やり取りをしながら判断していくのがベストです。
2つ目 高収入求人のみを取り扱っている
高収入求人はどこにでも転がっているわけではありません。一般的な転職メディアにはほとんどなく、非公開求人となることが多いんです。なぜこのような形になるかというと、高収入な求人ほど会社の根幹に関わるような機密情報を含む内容や役職であることが多くなるためです。そういった求人を公にしたくない、という事情があるのです。
だからこそ、高収入求人は、関係性の築けているエージェントに依頼することになり、一般公募されることはありません。
適切な人材にのみ、ピンポイントで求人を紹介出来ることが、転職エージェントの最大の強みです。
幅広く、自分に合った求人を紹介して欲しい、かつ求人広告では見つけられないような高い給与の求人案件を紹介されたいという人こそ、転職エージェントに登録してみることをおすすめします。
3つ目 経験豊富なヘッドハンターがスカウトしてくれる
こちらは一般的な転職エージェントと話は少し違うのですが、近頃は企業がより良い人材を獲得するため、ダイレクト・ソーシングといった新しい採用手法が多くとられるようになりました。
簡単に言うと、転職サイトに登録した求職者のレジュメを、企業の採用担当者が閲覧することができ、(個人は特定できない情報のみ)これは! と思った人に直接アクションが取れるのです。
つまり登録しておくだけで向こうから、自分に合った求人がやってくるのです。すでに履歴書は通過した段階なので、話が早いですし、企業側から求めてきてくれているので、給与交渉をしてもらえることも多いのです。
また、転職サイトと提携しているエージェントが、登録者の経歴などの情報を共有している事も多く(希望者のみ)登録しておくだけで、企業を担当しているエージェントのスカウト担当の方が話を持ってきてくれるケースもあります。
魅力的な求人と出会える可能性がぐっと上がるので、ハイキャリアを目指す人にとってはこのような転職活動が非常に有効です。
高収入を目指すからには、それに適した転職エージェントを選ぶのが重要!忙しい自分を支えてくれる転職エージェントをしっかり見極めよう!
年収600万の求人が多い転職エージェントをご紹介
鈴木
星野
年収600万円を目指すならばココ!オススメの転職エージェント
まずおすすめできるのは「BIZREACH(ビズリーチ)」です。最近テレビCMなども増えてきて知名度が上がってきていますよね。CMの内容にもなっていますが、即戦力となる人材を紹介することが上手い転職エージェントといわれており、その分高収入の案件がたくさん集まってきています。今後も認知度が上がっていく中で、どんどん高収入案件の数も増えていくでしょう。
次に、おすすめなのは「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」です。こちらはリクルート系列となっており、約1,000人のヘッドハンター・キャリアコンサルタントが登録をしているハイキャリア向けの転職サービスです。高収入の案件に絞った紹介が行われているので、きっと希望に合わせた転職をすることができるでしょう。
高収入求人の多いところは、ハイキャリアに特化した転職エージェント!それぞれの特性を見極めて転職エージェントを選ぼう!